コラム | 2024-04-03
ウィッグの絡まりを解消するには?主な原因と対策、おすすめサービス
ウィッグの絡まりを解消するには?主な原因と対策、おすすめサービス
ウィッグを着用していると、いつのまにか毛が絡まってしまうことがあります。絡まりを解消しようとして無理に引っ張ってしまうと、さらにひどい状態になってしまうことも。 適切な対処法を確かめて実践することが大切です。今回は、毛材の種類によって異なるウィッグの絡まりの原因や、主な対策方法、おすすめのメンテナンスサービスについてご紹介します。 ウィッグの絡まりに困ったときは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ウィッグの絡まり・うねりが起こる原因と対策
ウィッグの毛材の種類には、主に人毛や人工毛があります。ウィッグの毛が絡んでしまう原因はウィッグの毛材によって異なるため、種類別の対策方法を確かめておきましょう。
ウィッグに絡まり・うねりが発生する主な原因
- ・人毛の場合
人毛ウィッグは、実際の人の髪の毛を使用して作られたウィッグです。見た目が自然で、地毛のようにカラーリングやパーマも可能となります。 ウィッグに汗や皮脂汚れが蓄積されると、絡まりの原因になるため、シャンプーなどのお手入れが必須です。 ただし、シャンプーする度に毛の油分が減少してパサつきやすくなり、結果として絡まってしまうことがあります。
- ・人工毛の場合
人工毛ウィッグは化学繊維製のウィッグです。デザインが豊富で形状記憶を施せるため、スタイリングの持ちが良い点が魅力のひとつ。ただし、シャンプーやスタイリング剤で劣化するおそれがあります。 化学繊維でできているため、静電気を発生しやすい性質を持つ点も注意したいところです。特にロングのウィッグは、洋服との摩擦に気をつけたほうが良いでしょう。空気の乾燥した冬場にも注意が必要です。 また、人工毛はブラッシングにより絡まってしまうこともあります。そのため、適切な方法でブラッシングすることが求められます。
ウィッグの絡まりを防ぐ主な対策
- ・人毛の場合
人毛ウィッグの絡まりを防ぐには、定期的なシャンプーやメンテナンスが欠かせません。 ただし、シャンプーだけでは油分が失われていくため、トリートメントや適切なケアが必要です。
- ・人工毛の場合
人工毛ウィッグの絡まり対策のポイントは、摩擦と静電気をできるだけ避けることです。 冬場はダウンスタイルを避け、アップスタイルにすることで服との摩擦を軽減できます。静電気防止スプレーなどを活用するのもおすすめです。 加えて、正しいブラッシング法を身に付けましょう。ウィッグは根元から一気にとかしたり、一度にたくさんの髪をとかしたりすると絡まりが悪化してしまいます。 毛先から徐々にブラシをかけていくことがコツです。
ウィッグをクリーニングに出す場合の料金相場
自分では解決できないウィッグの絡まりや、ケアする時間がない場合は、ウィッグ専門のサロンなどに任せるのもおすすめです。 ウィッグのメンテナンスの平均相場は2,500~5,000円程度となります。部分ウィッグかフルウィッグかによっても金額が異なるため注意しましょう。
ウィッグの絡まりを解消する方法
ウィッグの絡まりは、ご自分で改善できる場合があります。以下の手順やポイントをチェックして、毛の絡まりをほぐしてみましょう。
ウィッグの絡まりを取る方法
- STEP1.絡まり部分を手櫛でならし、コームでとかす
手櫛、またはコームのテール部分を絡まりに差し込みます。毛先のほうに引くと絡まりが緩くなります。
- STEP2.ウィッグ専用のオイルスプレーなどを吹きかける
ウィッグに油分を与えてコームの通りをスムーズにします。人工毛の場合も、ウィッグ専用のミストタイプのものを使用するのがポイントです。
- STEP3.毛材に合わせた方法で仕上げる
人毛ウィッグの場合は、汚れを落とすためにシャンプーします。シャンプー後はトリートメントで仕上げてパサつきを抑えます。 タオルで優しく叩くように水分を取り、ブラッシングして毛並みを整えたら、寝かせた状態で直射日光を避けて自然乾燥しましょう。 うねりなどの気になる部分はヘアアイロンで整えます。ただし、ウィッグによっては熱を加えてはいけないことがあるため、事前確認が大切です。 耐熱タイプの人工毛はストレートのヘアアイロンで仕上げると綺麗に仕上がるでしょう。ヘアアイロンの温度は120℃程度の低温に設定します。 アイロンを当てたあとは、熱が冷めるまで触らないようにしましょう。熱が冷めるときに形がついてしまうためです。
ウィッグの絡まりを取るときのポイント
- ・コームを使用する
とかすときは目の粗いコームを使いましょう。櫛の部分が金属製になっているウィッグ専用コームがおすすめです。プラスチック製のコームの場合、静電気が発生しやすくなります。
- ・毛先から順にとかす
ウィッグをとかすときは、毛先から中間、根元の順にとかしていくことがポイントです。髪をできるだけ小分けにブロッキングしてからとかすと良いでしょう。 根元から一気に毛先に引くと、絡まりがさらに強固な結び目になってしまうおそれがあるため注意が必要です。
- ・毛を引っ張らない
頑固な絡まりがあっても、力任せにほどこうとしないように気をつけましょう。かえって絡まりが悪化するほか、抜け毛の原因になってしまうこともあるためです。 どうしようもない絡まりが生じた場合は、専門店へメンテナンスを依頼したほうが良いかもしれません。
ウィッグの絡まりを解消するなら「せんたく便」がおすすめ
ウィッグの絡まりが気になるときは、ウィッグのメンテナンスに特化したサービスを活用することがおすすめです。最後に「せんたく便」のウィッグ向けサービスをご紹介します。
宅配クリーニングの老舗「せんたく便」とは?
「せんたく便」は、ネットの利便性を徹底追及した宅配クリーニングサービスです。 家にいながら、衣服や寝具、靴、ぬいぐるみなどを気軽にクリーニングに出すことができます。 幅広いプランがあることが特徴で、コスプレに特化した「コスプレパック」も選べます。 「コスプレパック」は繊細な衣装を傷めず、丁寧に洗い上げることができるサービスです。 コスプレ衣装を対面式のクリーニング店に持ち込むことに抵抗がある方にもおすすめできます。 オプションで撥水加工や抗ウイルス加工も行えるため、必要に応じてご活用ください。
ウィッグの絡まり解消にせんたく便がおすすめできる理由
「せんたく便」では、ウィッグのメンテナンス・修理も行っています。毛がひどく乱れてしまったウィッグも、洗浄や熱加工などで丁寧に修復。 毛の流れを美しく整えます。長年の使用でボリューム感が失われたウィッグや、癖がついてしまったウィッグなども、購入したときのように綺麗によみがえります。 ウィッグの絡まりや型崩れなどにお悩みなら、ぜひ「せんたく便」のメンテナンスサービスをご利用ください。
ウィッグの絡まりがひどい場合はプロのメンテンナンスを検討しよう
ウィッグの絡まりは、正しい方法でのブラッシングや、オイルスプレーの使用などで解消できることがあります。ただ、絡まりの状態によってはご自分での対処が難しいことも。 しつこい毛の絡まりにお悩みの場合は、専門店へ依頼することもおすすめです。その際は、ぜひ「せんたく便」のサービスもご検討ください。