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コラム | 2024-05-01

静電気を除去する方法|ドアノブを触る前にすべきことと対策グッズ

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静電気を除去する方法|ドアノブを触る前にすべきことと対策グッズ

寒さの厳しくなる冬の時期は、暖房を効かせたり、ウールのセーターやタイツなどの暖かい衣類を重ね着したりする方も多いでしょう。 体を冷やさずに生活するために大切なことですが、気になるのが静電気の発生です。厚着や乾燥した空気など、さまざまなことが要因となって静電気の発生につながることがあります。 この記事では、冬の衣類と静電気の密接な関わりに触れながら、不快な静電気を和らげる方法や、静電気対策の便利なグッズなどをご紹介します。 静電気対策のポイントを押さえ、冬の季節も温かく快適に過ごしましょう。

そもそも静電気はなぜ起こる?

セーターの袖

寒い季節は、静電気が悩みの種になっている方も多いのではないでしょうか。まずは、静電気がなぜ発生するのか、そのメカニズムについて解説します。

人間の体をはじめ、身の回りのものはプラスとマイナスの電気をもっています。 静電気の元となるのは、この電気です。2つの物体が摩擦でこすれ合うと、一方の物体の電子がもう一方の物体に移動し、プラスとマイナスの電気的な性質に偏りが生まれます。この状態を「帯電」と呼びます。 帯電した物質同士が接触または離れる際、余分な電子が移動することで静電気が発生します。例えば、帯電した状態でドアノブなどの金属に触れると、帯電していた電気が一気に放出されます。 冬に静電気が起こりやすくなる原因の一つは、厚着や重ね着によって衣類の摩擦が増えることです。また、寒い季節は空気が乾燥しやすく、湿度が低いことも要因となります。 湿度の低い環境では放電が起こりにくいため、体が帯電しやすくなるのです。目安として、気温20℃、湿度20%以下の環境では静電気が発生しやすくなるといわれているため注意しましょう。

静電気を除去する主な方法

ジャケットにスプレー

静電気は空気が乾燥しがちな冬季に発生しやすくなりますが、幸いにも除去する方法はいくつか存在します。ここでは、日常生活で簡単に実践できる対策をご紹介します。

部屋を加湿する

室内の湿度を上げることで空気中の水分が増え、放電されやすくなるため、結果として静電気の発生も軽減されることが期待できます。加湿器を使用して室内の湿度を調整することがおすすめです。 ほかにも、洗濯物を室内干しする、入浴後にバスルームのドアを開けておくなど、さまざまな方法で湿度を高められます。ただし、カビの発生には気をつけましょう。

帯電しにくい素材の服を選ぶ

アクリルやポリエステルなどはマイナスに、ウールやナイロンなどはプラスに帯電しやすい生地です。マイナスに帯電しやすい服が真逆のプラスに帯電しやすい服とこすれると、静電気が発生しやすくなってしまいます。 プラスとマイナスを意識して、帯電列が近い生地を重ねるなど工夫しましょう。また、麻や綿などは、帯電しにくい生地といわれています。こういった素材の服を選んで着ることでも、静電気を抑えやすくなるでしょう。

肌を保湿する

肌が乾燥していると放電されにくくなり、静電気が生じやすい状態につながります。保湿クリームやローションを使って念入りに保湿を行い、肌の潤いを守ることが大切です。

洗濯時に柔軟剤を用いる

洗濯時に柔軟剤を使用することで衣類の表面がなめらかになり、摩擦を減らせます。帯電を抑えることができ、静電気予防に効果が期待できます。

帯電防止スプレーを用いる

衣類や髪など、静電気が気になる部分に帯電防止スプレーを使用することもおすすめです。サッと吹きつけるだけで手軽に静電気を予防できるでしょう。

ドアノブを触る際に静電気を除去する主な方法

ドアノブに触れる

金属でできたドアノブは電気が流れやすい部分です。冬場は特に、ドアノブを触ったときに静電気による痛みを感じる方も多いのではないでしょうか。 ここでは、ドアノブを触る際に発生しがちな静電気を除去するための効果的な方法を紹介します。

壁などを触って静電気を逃がす

ドアノブを触る前に、まず壁や大きな家具などを手のひら全体で触ってみましょう。これによって体に溜まった静電気が放出され、ドアノブを触ったときの静電気が和らぐ効果が期待できます。

革靴、革手袋など革製品を身に着ける

革製品は、静電気が発生しにくいという特性をもっています。革手袋をはめてドアノブに触れると、静電気による不快感を軽減できるでしょう。 また、靴底がゴム製の場合、帯電した電気が地面へ逃げることができず、いつの間にか体に電気が溜まってしまうことがあります。靴底を革製のものに変えることでも、静電気を防ぎやすくなるでしょう。

金属製の鍵などをもって金属に触れる

金属は電気を通しやすい性質があります。鍵やコインなどの金属製品を先にドアノブに触れさせておくと、金属同士の間で静電気が生じます。 その後に手でドアノブに触れることで、静電気による痛みも感じにくくなるでしょう。

手のひら全体で触るようにする

ドアノブを触るとき、指先だけでなく手のひら全体を使って触ると、体に溜まった静電気を広範囲に逃がすことが可能です。これにより静電気による不快感を軽減できるでしょう。

静電気の除去に役立つおすすめ対策グッズ

寒い冬の季節、効果的に静電気を避けるなら、専用の対策グッズの活用もおすすめです。ここでは、静電気の除去に役立つおすすめのアイテムを紹介します。

静電気対策シート

ドアノブを触ったときの静電気を防ぐため、静電気対策シートを利用してみましょう。 ドアノブの上に貼っておき、ドアノブを触る前にシートに触れるだけで静電気の発生を抑えやすくなります。 持ち運びに便利なキーホルダータイプの活用もおすすめです。

静電気除去スプレー

静電気の発生源となる衣類や、対象物に直接吹きつけて使用するグッズです。 帯電防止剤や界面活性剤などが含まれているため、摩擦がおきても帯電しにくくなったり、溜まった静電気を放出しやすくなったりする効果が期待できます。 製品ごとに成分や使用可能なものが異なる場合があるため、しっかり説明書を確認してから使用しましょう。

静電気除去ブラシ

静電気はホコリなどを引き付けるため、服に付いたホコリが取れにくくなります。 ブラッシングすると摩擦によりさらに静電気が発生し、取れたホコリが再び付いてしまうという悪循環になることも。静電気除去ブラシなら、静電気を除去しながらブラッシングができるでしょう。

静電気発生の仕組みを知って効果的な静電気対策をしましょう!

静電気が発生するメカニズムや、静電気を除去するための対策法をご紹介しました。冬は衣類の重ね着や空気の乾燥により、静電気が発生しやすい時期といえます。 ご紹介した対策方法を実践して静電気の不快感を軽減し、快適な冬を過ごしましょう。ただ、どんなに気をつけていても静電気が生じてしまうことはあります。 衣類の保管時など、静電気によってホコリが付いてしまうことに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 宅配クリーニングの老舗「せんたく便」では、クリーニング後の衣類を最大11カ月間お預かりする「保管パック」サービスを行っています。保管パックでは、イオン発生器を設置した専用のお部屋で大切に保管いたします。 かさばる冬物も、クリーニング後にそのまま預けられるため衣替えにも便利です。静電気の発生によりホコリなどが吸着しやすい冬物衣類のクリーニングは、ぜひ「せんたく便」にお任せください。

宅配クリーニングのせんたく便

住所/滋賀県彦根市大堀町380-1

TEL/0120-096-929

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