コラム | 2023-04-26
【素材別】スニーカーのお手入れ方法と普段から気をつけたい注意点
【素材別】スニーカーのお手入れ方法と普段から気をつけたい注意点
お気に入りのスニーカーは、できるだけ長くきれいに使いたいものですが、愛用すればするほど汚れやニオイが気になってしまうものです。さらに足は、1日にコップ1杯分の汗をかくといわれているため、衛生的にも心配という方も多いのではないでしょうか。 スニーカーは、素材によってお手入れ方法が異なります。そのため、間違った方法でお手入れしてしまうと取り返しのつかないことになってしまう可能性も。今回は、スニーカーの素材別のお手入れ方法やコツ、注意点などをご紹介します。
素材別のスニーカーのお手入れ方法
スニーカーは、素材ごとにお手入れ方法が異なります。間違ったお手入れ方法をしてしまうと、風合いの変化や色落ちなどが起こるおそれがあるため注意しましょう。
布製スニーカーのお手入れ方法
キャンバススニーカーは、布製のため水で丸洗いが可能です。スエードやレザーよりもお手入れしやすいため、気軽に着用することができます。基本的な方法は以下の通りです。
- 中敷きと靴紐を外し、大まかな汚れを落とす
- 中敷きと靴紐は軽く汚れを落としてからネットに入れ、洗濯機で洗う
- 水、またはぬるま湯で濡らした靴を、中性洗剤とブラシを使って洗う
- 水で洗剤をしっかり流し、風通しの良い場所で陰干しする
- 完全に乾いたら、防水スプレーをかけて仕上げる
スエード製スニーカーのお手入れ方法
スエードの手入れはブラッシングが基本です。毛かゴムのブラシを使ってホコリを落とし、毛並みを整えましょう。スエード製のスニーカーは、水洗い厳禁とされています。風合いの変化や変色が起こるおそれがあるため、専用クリーナーで洗うのがおすすめです。以下の手順でお手入れしてみましょう。
- 毛かゴムのブラシを使って、靴全体の汚れを落としておく
- ブラシを水で濡らしてから、専用クリーナーをつける
- 泡立てながら擦り、汚れを浮き上がらせる
- 布やタオルで泡を拭き取り、風通しの良い場所で乾かす
- 完全に乾いたら、防水スプレーをかけて仕上げる
レザー製スニーカーのお手入れ方法
レザー製(革製)のスニーカーは、スエード製同様、水洗い厳禁とされています。革は、水洗いすると傷んだり色落ちしてしまったりするおそれがあるため注意が必要です。以下の手順でお手入れしてみましょう。
- 毛のブラシを使って、靴全体の汚れを落としておく
- ブラシを水で濡らしてから、専用クリーナーをつける
- 泡立てながら擦り、汚れを浮き上がらせる
- 布やタオルで泡を拭き取る
- ラバーやソール部分の頑固な汚れは、メラミンスポンジか専用の消しゴムで落とす
- 型崩れ防止のためにシューキーパーを入れ、風通しの良い場所で乾燥させる
- 保湿のため布やタオルでレザー用クリームを塗り、防水スプレーで仕上げる
スニーカーのお手入れで注意したいポイント
日頃から早めに汚れを落とすように意識するほか、シューキーパーを利用しておくと、定期的なスニーカーのお手入れが、ぐっと楽になるはずです。こちらでは、スニーカーのお手入れで気をつけておきたいポイントをご紹介します。
汚れがついたら早めに落とす
スニーカーについてしまった汚れは、しみ込むと落とすのが難しくなってしまいます。汚れがついたら、できるだけ早めにお手入れするのがポイントです。洗剤は基本的に中性洗剤を使います。アルカリ性の洗剤は紫外線と反応して、黄ばみの原因になることもあるため避けたほうが無難です。靴専用のブラシがない場合は、歯ブラシなどでも代用可能です。 また、汚れがつきにくくなるように、お手入れ後には必ず防水スプレーをかけましょう。防水スプレーはスニーカーの表面に膜を張り、雨水などはもちろん、汚れからも守ってくれる効果が期待できます。
シューキーパーを活用する
大切なスニーカーを長持ちさせるなら、シューキーパーの活用がおすすめです。シューキーパーを利用することで、型崩れ防止はもちろん、除菌・脱臭効果や履きジワ防止効果が期待できます。履きジワに汚れが蓄積しにくくなるため、お手入れもしやすくなるでしょう。木製の本格的なシューキーパー以外にも、リーズナブルで汎用性の高いプラスチック製のシューキーパーも販売されています。お好みのものを購入して活用しましょう。
スニーカーのお手入れは「せんたく便」のくつパックがおすすめ
お手入れで失敗したくない大切なスニーカーは、プロであるクリーニング店にお任せすることがおすすめです。「せんたく便」で人気のくつパックをご紹介します。
スニーカーのお手入れにも定評のある「せんたく便」とは?
「せんたく便」では、スニーカーをはじめ、ビジネスシューズ、パンプス、ブーツなど、さまざまな種類の靴クリーニングを行っています。クリーニングのプロが靴を中から洗い、消臭・除菌・抗菌処理をしているため、衛生面でも安心です。 「せんたく便」では、靴専用洗剤を使用しているため、丸洗いがタブーとされてきたレザースニーカーも傷めず洗い上げます。また、天然水と同等の30ppm前後のきれいな水で洗浄することにもこだわっています。ppmとは100万分率を表す言葉のことで、主に、大気汚染物質や食品添加物の濃度、半導体中の不純物量などを示す目的で用いられる単位です。きれいな水で洗浄することで、靴を傷めず、専用洗剤の成分が靴に浸透しやすくなります。 革靴に限りますが、靴の状態や素材、色味を職人が1点1点確認し、手作業による色補正も可能です。汚れや生地の劣化が見られる靴も、「せんたく便」のプロの技術で、まるで新品のように蘇ります。
「せんたく便」のくつパックとは?
「せんたく便」のくつパックとは、2足パックの靴クリーニングサービスです。靴の素材を問わず料金が固定されているため、自宅ではお手入れの難しい革製のスニーカーやスエードのスニーカーもお得にクリーニングできます。撥水加工、ビジネスシューズ修理、ピンヒール修理の追加オプションも用意しています。用途に合わせて、ぜひご利用ください。 また、靴のクリーニングに加え、受け取りから最長9カ月間、靴を保管するサービスも行っています。厳密な温度・湿度管理、遮光、防虫、防カビ対策を施した保管専用ルームにて、お客様の大切な靴を管理いたします。季節ごとにクリーニングと保管を合わせて利用すれば、自宅のシューズボックスもスッキリ片づけやすくなるためおすすめです。スニーカーだけではなく、かさばりやすい冬物のロングブーツなどにも、ぜひご利用ください。
お手入れの難しいスニーカーはクリーニングのプロに任せよう
スニーカーの素材ごとのお手入れ方法や、注意点などをご紹介しました。スニーカーは誤った方法で手入れしてしまうと、風合いの変化や色落ちなどが起きてしまうことがあります。「せんたく便」の靴クリーニングは、クリーニングのプロが1点1点素材を見極め、適切な方法でメンテナンスを行います。また、水洗いが難しい革製やスエード製のスニーカーも中から洗浄し、消臭・除菌・抗菌処理を行うため衛生的です。お気に入りの靴をできるだけ長く使い続けるなら、定期的にプロの靴クリーニングをご利用ください。