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コラム | 2024-09-10

洗濯槽の掃除頻度の目安|正しい清掃方法と洗濯槽をきれいに保つコツ

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洗濯槽の掃除頻度の目安|正しい清掃方法と洗濯槽をきれいに保つコツ

洗濯機は毎日使用する家庭用電化製品の一つですが、洗濯槽の内側は見えにくいため、定期的な掃除を怠りがちです。 しかし、見えない汚れが洗濯物に再付着してしまうことがあり、これが臭いやカビの原因となることがあります。そのため、適切な掃除頻度を知ることは重要です。

洗濯槽を掃除する頻度の目安

洗濯槽をきれいに保つための掃除頻度は、一般的な目安としては月に一度の掃除が推奨されています。 もちろん洗濯機の使用頻度によって掃除のタイミングは異なりますが、最低でも2カ月に1回は掃除するのが望ましいとされています。 また、特に湿度や気温が高くなる梅雨から夏にかけては、カビが繁殖しやすいため、月に1回だけでなく2回など頻度を増やしてみるのも効果的です。

洗濯槽の掃除方法

ここでは洗濯槽を掃除するために使う主なクリーナーと、実際の洗濯方法について説明します。

洗濯槽の掃除に使う主なアイテム

  • 洗濯槽クリーナー
    洗濯槽クリーナーは大きく「塩素系」と「酸素系」の2種類に分かれます。 塩素系の洗濯槽クリーナーは、次亜塩素酸ナトリウムが主成分で、殺菌能力が強く、カビを分解しながら除去します。 つけ置き不要で手軽に利用できるほか、どの洗濯機でも利用できるのが大きなメリットです。 その分、塩素の強い刺激臭が発生し、酸性タイプの洗剤と混ぜると有毒ガスを発生するおそれがあるため、取り扱いに注意する必要があります。 色落ちや肌荒れを引き起こすこともあるのでゴム手袋を必ず着用しましょう。 酸素系の洗濯槽クリーナーは、過炭酸ナトリウムが主成分で、泡で汚れを落とすタイプです。 刺激臭がなく、衣類や肌への刺激も少ない点がメリットですが、洗濯槽の汚れ落としのために、数時間のつけ置きが必要です。 さらに、はがれ落ちた汚れを、手作業で取り除かなければならず、掃除に手間がかかります。また、ドラム式や二層式の洗濯機など、一部の機種では利用できないため注意が必要です。 洗濯槽クリーナーは基本的にはメーカー純正の者が一番おすすめです。それがない場合に、一般の洗濯槽クリーナーを選ぶようにしましょう。 洗濯槽クリーナーがない場合は、衣類用の塩素系漂白剤や重曹などで代用できる場合もありますが、利用できない洗濯機もあるため、確認しましょう。

  • ゴム手袋
    洗濯槽クリーナーを扱うときに手を保護してくれます。また、汚れた部分を掃除するときにも着用しておくと便利です。

  • 柔らかいブラシやスポンジ
    洗濯槽の細かい部分や取れにくい汚れなどには、柔らかいブラシやスポンジを使用すると良いでしょう。使わなくなった古い歯ブラシでも代用できます。

  • タオル
    汚れや水分を拭き取るために使用します。

  • お風呂ネット
    浮き出てきた汚れをすくい取る際に便利です。すくったゴミをそのまま捨てることができます。

洗濯槽の掃除手順

  • ドラム式洗濯機の場合
    ドラム式洗濯機は、基本的に塩素系の洗濯槽クリーナーを使用します。というのも、節水効果が高く、使用する水の量が少ないため、酸素系クリーナーや重曹を使った掃除には適していないためです。ただし、ドラム式に対応した酸素系クリーナーもあるため、使用前に確認しておきましょう。 まず、規定量の塩素系洗濯槽クリーナーを洗濯機に投入します。必ず説明書に従って、適切な量となるよう注意しましょう。 次に洗濯機の「槽洗浄コース」を選択します。もし「槽洗浄コース」がない場合は、通常の「標準コース」を選んで、洗いから脱水までの工程を行います。 洗浄が終わったら、乾燥機能がある場合は乾燥させましょう。「槽洗浄コース」に乾燥が含まれている場合もあるので、確認してから実施してください。 最後に洗濯機の扉を開けて、内部を自然乾燥させます。これで掃除は終了ですが、もし汚れの残留や塩素系のニオイが気になる場合は、洗剤を入れずにもう一度「槽洗浄コース」を行うと良いでしょう。

  • 縦型洗濯機の場合
    縦型洗濯機の場合は2種類の方法に分かれます。
    1つ目の方法は塩素系の洗濯槽クリーナーを使用する場合です。 これは前述したドラム式洗濯機同様の手順になります。まず、洗濯機の「槽洗浄コース」を選ぶところから始めます。 もし該当のコースがない場合は「標準コース」で構いません。水が溜まったら、洗濯機のフタを開けて規定量の塩素系洗濯槽クリーナーを投入し、洗浄を開始します。 終了したら、乾燥機能がある場合は乾燥させます(槽洗浄コースに乾燥が含まれている場合もあります)。最後にフタを開けて内部を自然乾燥させて掃除は完了です。 もし、洗浄後も洗濯槽に小さな汚れが残って気になる場合は、再度洗濯機に水を張って、汚れが出なくなるまで洗濯物を入れない「空回し」を行い、残りの汚れを取り除きましょう。
    2つ目の方法は酸素系の洗濯槽クリーナーを使用する場合の手順です。 まず洗濯機に30℃~40℃くらいのぬるま湯を溜めます。その後、規定量の酸素系洗濯槽クリーナーを投入して洗濯機を回します。 汚れが多い場合は泡が立って溢れることがあるため、その場合は洗濯機を一時停止して水の量を調整しましょう。 その後、しばらく放置して汚れを浮かせます。浸け置き時間の目安は2~3時間ですが、汚れが多い場合は一晩放置すると効果的です。浮き出た汚れはネットを使ってすくい取ります。 汚れを取った後はもう一度洗濯機を回し、さらに汚れが出てきたら再度すくい取ります。この作業を汚れが出なくなるまで繰り返していきます。 すすぎ洗いを行って、排水後、残った汚れを拭き取ります。最後に乾燥機能がある場合は使用し、その後フタを開けて自然乾燥させて掃除は終了です。

洗濯槽をきれいに保って掃除頻度を減らすポイント

普段から洗濯槽をきれいに保っておけば、掃除の頻度を減らすことができます。ここでは日常的に注意しておきたいポイントについて説明します。

普段から適量の洗剤・柔軟剤を使用する

洗剤や柔軟剤を使用する際は、必ず適量を守ることが大切です。適量以上を入れてしまうと、洗濯槽内に溶け残りが発生してしまいます。 この溶け残りが蓄積すると、洗濯槽内にカビが発生する原因となってしまいます。適量を守って洗濯機を清潔に保つことが、掃除の手間の軽減につながるのです。

洗濯機を使用していないときは蓋を開けておく

洗濯機を使用していない時は、フタを開けておくことが推奨されます。 というのも、洗濯後すぐにフタを閉めてしまうと、湿気がこもりやすく、カビや雑菌が繁殖しやすい環境を作り出してしまうからです。 フタを開けて通気性を確保し、常に洗濯槽を乾燥させておくことが重要です。ただし、小さな子どもやペットがいる家庭では、洗濯機に入ってしまわないよう、注意が必要です。

汚れた衣類は洗濯の直前に入れる

脱いだ衣類をそのまま洗濯機に入れて放置することは避けましょう。 特に汗をかいた衣類などを長時間濡れたままの状態で入れておくと、洗濯槽内の湿度が上がり、また、汚れが洗濯槽や他の衣類にも付着して、カビや雑菌が繁殖する原因ともなります。 そのため、洗濯直前まで、洗濯物は洗濯カゴに入れておくようにしましょう。 もちろん、このままでは洗濯カゴにも雑菌などは付着するので、洗濯カゴのほうも適宜お手入れしておくことが重要です。

洗濯槽の乾燥機能を活用する

ドラム式洗濯機など、機種によっては洗濯槽の乾燥機能を持つ洗濯機があります。 自然乾燥よりも効果的に洗濯槽全体から湿気を取り除いてカビや細菌の繁殖を防げるので、定期的に利用しましょう。

洗濯槽の掃除に関するよくある質問

洗濯槽の掃除に関して、よくある質問について、回答とともに内容を解説していきます。

洗濯槽を掃除しないままにするとどうなる?

洗濯槽を掃除しないままでいると、いくつかの問題や悪影響が生じる可能性があります。 そもそも、洗濯槽の裏側には、洗剤の残りカスや水垢、ホコリ、カビが付着しやすく、これらの汚れを放置したままにしておくと、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。 洗濯槽内のカビや雑菌が繁殖すると、洗濯物に汚れや嫌な臭いが付着することもあります。 洗濯機の内部が不衛生になってしまうと、洗濯物が完全にきれいにならないばかりか、新たに汚れを付着させるおそれもあります。 アレルギーを持つ方や敏感肌の方はもちろん、こうした汚れは健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。さらに、洗濯機の性能にも影響を与える場合があります。 洗濯槽が汚れていると、洗浄力が低下し洗濯機の運転効率が悪化するため、電力消費が増加する場合があり、結果として家庭の電気代が上がるおそれもあります。

洗濯機から出てくるワカメみたいなゴミは何?

洗濯機を使用して洗濯をしている際に、時折見かける「ワカメみたいなゴミ」に疑問を抱かれたことがある方は多いかもしれません。 このゴミの正体は、多くの場合、洗濯槽内部に蓄積していた黒カビなどが剥がれ落ちたものです。洗濯時には気づかず、乾いた洗濯物に付着した状態で初めて気づくこともあります。 この「ワカメみたいなゴミ」を防ぐためにも、定期的な洗濯槽の掃除が必要です。一刻も早く「ワカメみたいなゴミ」の発生を防ぎましょう。

清潔な洗濯槽で快適な洗濯生活を!

清潔な洗濯槽を保つためには定期的な掃除が欠かせません。洗濯槽にはカビや汚れがたまりやすいため、これを放置すると衣類にも悪影響を及ぼす可能性があります。 定期的な掃除で洗濯機を清潔に保つようにしましょう。もし今すぐの洗濯槽の掃除が難しいと感じた場合は、「せんたく便」などの宅配クリーニングサービスのサービスの利用が便利です。 店舗まで衣類を持ち込まずに自宅から依頼可能で、料金体系も分かりやすいのが特徴です。送料・手数料は不要なパック料金制で、5点や10点など指定数を上限としてご利用いただけます。 最短5営業日で完了の「最速パック」や、最大11カ月のお預かりが可能な「保管パック」など、さまざまなプランをご用意していますので、ぜひお気軽にご利用ください。

宅配クリーニングのせんたく便

住所/滋賀県彦根市大堀町380-1

TEL/0120-096-929

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