コラム | 2024-08-05
布団の正しいお手入れ方法は?クリーニングの頻度と保管方法、注意点
布団の正しいお手入れ方法は?クリーニングの頻度と保管方法、注意点
サイズが大型であるため、ご自宅では洗濯しにくい敷き布団・掛け布団。毎日使う寝具は汚れが目立ちにくいものの、衛生的な観点から一定期間ごとにお手入れが必要だと考えられています。 お手入れを怠ると汚れが残ってしまったり、布団を傷めたりすることも。専門店でのクリーニングと併せてご家庭でメンテナンスを行いましょう。 こちらの記事では、布団のお手入れ方法について解説します。大型の布団に便利な宅配型クリーニングサービスもご紹介するため、ぜひチェックしてみてください。
布団のお手入れについて知っておきたい基礎知識
初めに、布団のお手入れが必要な理由や、適切な洗濯の頻度といった基礎知識をお伝えします。快眠できる清潔なベッドルームのために、基本を押さえておきましょう。
布団に定期的なお手入れが必要な理由
- ・布団は見た目以上に汚れているため
使用を続けた布団は、一見すると目立った汚れがないように見えるかもしれませんが、実は見た目以上に汚れている可能性があります。汗や皮脂、ほこりなどが付着して、ひと目ではわかりにくい汚れが発生しているかもしれません。 通常、人は布団の上で1日の3分の1もの時間を過ごしているといわれます。特に寝ている間は、一晩でコップ1杯分の汗をかくともいわれ、睡眠時の汗を布団が吸い取っています。見た目の状態にかかわらず、お手入れをすることが大切です。
- ・布団を長持ちさせるため
定期的な布団のメンテナンスは、汗や汚れによる生地や繊維の劣化を防ぎ、布団を長持ちさせることにもつながります。 適切なお手入れによりダニやカビの発生を防止し、清潔な状態を保ちやすくなるためです。 大切な布団の傷みを防ぎ、ダニ対策・カビ対策を徹底するためにも、洗濯やクリーニングを行いましょう。
布団のお手入れの適切な頻度
日頃から使用している布団は、年に2回程度の頻度を目安に洗濯を行います。一般的にご自宅では水洗いが難しいため、半年~1年に1回程度のタイミングでクリーニングに出すと良いでしょう。お使いの布団を専門店へ依頼する際は参考にしてみてください。 また、洗濯と併せて日常的なメンテナンスも行いましょう。週1回程度を目安に、布団の天日干しをするのがポイントです。さらに、布団カバーやシーツなどは週1回程度を目安に洗濯するようにしてください。これらのアイテムは直接肌に触れているため、週ごとに洗って清潔に保つと安心です。衛生面が気になりやすい夏場や梅雨時はこまめに洗濯するよう心がけましょう。
関連記事:「新洗濯表示の記号や意味は?新しいマークについてわかりやすく解説」
布団を長持ちさせられるお手入れ方法
布団は適切なお手入れによって清潔に保たれ、品質が長持ちします。ここでは、ご自宅での布団のお手入れ方法をご紹介します。
布団のお手入れの主な流れ
布団をお手入れする際の基本は「洗濯」と「天日干し」です。また、布団の使用時には必ず掛け布団カバーを付けて、カバー類はしっかりと洗濯しましょう。布団の劣化や汚れを防げます。
- Step1.布団カバーやシーツを洗濯機で洗濯する
布団カバーやシーツ、枕カバーなどの肌に直接触れるアイテムは、こまめに洗濯します。 カバー類はサイズが小さくてコンパクトなため、ご家庭でも簡単に水洗いができます。 洗濯表示を確認した上で、お手入れ可能な場合は洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗いましょう。
- Step2.敷き布団、掛け布団は天日干しする
サイズが大きな敷き布団や掛け布団は、天気の良い日にカバーを外して天日干しをします。布団乾燥の目的は、湿気を除去することです。 湿度の低い10時~15時頃に日陰干しをしましょう。布団の素材を傷めるおそれがあるため、直射日光が当たる場所は避けてください。 片面を干し終えたらひっくり返して、表裏両面を十分に干します。雨の日や冬場のお手入れでは、布団用乾燥機を使ってもかまいません。
- Step3.干した布団は掃除機をかける
干した布団を取り込むときは、表面を軽くはたいた後に掃除機をかけて仕上げます。これにより、表面に浮いてきたダニの死骸や糞、ほこりを取り除く効果が期待できます。
布団を長持ちさせる収納・保管方法
お手入れをした布団類を収納するときは、重いものを下にするのがコツです。下から布団・掛け布団・毛布・枕といった順番で収納すると良いでしょう。 布団を長期保管する場合は、ご家庭で洗濯と天日干しを行うか、あるいは専門店へドライクリーニングに出します。 お手入れが済んだら、防虫剤と一緒に布団袋へ入れて、湿気の少ない風通しの良い場所で保管してください。
布団をお手入れする際の注意点
布団のお手入れでは、品質を保つために以下のポイントにご注意ください。最後に、お手入れで気をつけたいことや、おすすめのクリーニング専門店をご紹介します。
洗濯表示をよく確認する
布団やカバー類のお手入れでは、事前に洗濯表示のタグでケアに関する情報をチェックしておきましょう。 布団の種類によって洗濯時の注意点が異なります。例えば、洗濯機で洗えるのか、水洗い可能かといった違いがあります。素材や製品ごとに洗濯方法を確認することが大切です。
天日干しするときは強く叩かない
布団を天日干しする際に強く叩いてしまうと、ダニやほこりが舞い、吸い込んでしまうおそれがあります。 取り込むときは、軽く表面をはらうくらいでかまいません。強く叩く行為は、生地や中の詰め物の劣化にもつながるためご注意ください。
定期的にクリーニングに出す
布団はご自宅でメンテナンスを行うだけでなく、長持ちさせるために定期的に専門店へクリーニングに出すと良いでしょう。 衛生面を考えると半年から1年に1回、劣化を防ぐという観点では1~2年に1回が目安です。 布団の丸洗いと洗浄後の温熱乾燥はダニ除去に有効とされます。いずれも家庭用の洗濯機ではできないことが多いので、プロに依頼するのがおすすめです。 便利な宅配クリーニングをお探しなら、ぜひ「せんたく便」のふとんパックをご利用ください。
- ・「せんたく便」とは?
「せんたく便」は創業60年を誇る宅配型クリーニングサービスの老舗です。ご自宅に直接業者が集荷に訪れ、クリーニング後もご自宅まで配達できるのが魅力となっています。 シミ抜きや再仕上げなどのサービスは無料です。お家では洗濯が難しい羽毛布団のクリーニングもおまかせいただけます。
- ・「せんたく便」のふとんパックとは?
「せんたく便」のふとんパックは、専用バッグに入る容量の布団や毛布などを、安心の定額でクリーニングできるサービスです。 ふとんパックの料金体系では、シングル・ダブルサイズの布団は1枚1点、クイーン・キングサイズの布団は1枚で2点として計算します。 毛布・ベビー布団・枕・座布団・肌掛けは2枚で1点分です。羽毛布団1枚と毛布2枚など、組み合わせて利用することも可能となっています。 クリーニングでは汚れを落とすのはもちろん、気になるダニやアレルゲンを撃退できるのがポイントです。防虫・防カビ加工もご利用いただけます。 そのほかに最大6カ月間の保管サービスもご用意しているため、かさばる羽毛布団の保管にも便利です。布団のお手入れには「せんたく便」のふとんパックをお役立てください。
関連記事:「羽毛布団をクリーニングに出すメリットやおすすめの頻度は?」
布団は定期的なお手入れで快適な寝心地に!
本記事では、布団のお手入れに関する基礎知識から、お手入れ方法まで解説しました。 布団は年に2回程度の頻度でクリーニングへ出すのが望ましいとされています。 また、ご自宅では週1回程度の天日干しを行い、カバー類はこまめに洗濯できると理想的です。 お伝えした方法でメンテナンスを続けて、ベッドルームを清潔に保ちましょう。