コラム | 2024-02-27
ウィッグの正しいメンテナンス方法|洗い方とクリーニングの費用相場
ウィッグの正しいメンテナンス方法|洗い方とクリーニングの費用相場
ウィッグを使った後、何もせずに放置していると、どんどん汚れがたまってしまいます。長持ちさせるためには、適切な方法や頻度でメンテナンスすることが大切です。 ご自宅でのシャンプーのほか、定期的なプロのメンテナンスサービスも活用しましょう。今回は、コスプレ用ウィッグや医療用ウィッグ、ヘアアレンジ用ウィッグなどをお使いの方におすすめの、ウィッグのメンテナンスに関する情報をご紹介します。
目次
ウィッグのメンテナンスに関する基礎知識
ウィッグのメンテナンスはどの程度の頻度で行えば良いのでしょうか。まずは、メンテナンス頻度の目安や、日常的なケアの方法をご紹介します。
ウィッグのメンテナンス頻度
ウィッグは、使用する度に汚れが蓄積していきます。汚れを放置し続けると、ウィッグの寿命を縮めてしまう可能性があります。 また、ウィッグは地毛のように頭皮から油分を補給できないため乾燥しやすいことも特徴です。乾燥はパサつきや広がり、傷みの原因になります。ウィッグをできるだけ長く綺麗に使うためには、自宅でのケアと定期的なプロのメンテナンスが重要です。 ウィッグのメンテナンス頻度は、使用頻度によっても異なります。例えば、毎日使用する場合、自宅でのケアは週に2~3回、プロのメンテナンスは1週間~10日に1度を目安に行うのが望ましいでしょう。使用頻度が低い場合は、必要なメンテナンスの回数も少なくなります。
ウィッグの日常的なメンテナンス
- ブラッシング
ウィッグの着用前と着用後にはブラッシングをしましょう。ブラシでとかしておくとウィッグの毛の絡まりを防止でき、長持ちにつながります。 ブラッシングする際は、「毛先→中間→根元」の順にとかしていくことが基本です。ブラシで根元から一気に毛先までとかそうとすると、絡まりの原因になってしまうため気をつけましょう。
- シャンプーとトリートメント
ウィッグの使用頻度や毛材のタイプなどによって異なりますが、毎日使用する場合は1~2週間に1度はシャンプーしたほうが良いでしょう。においや絡まりが気になる場合は、頻度にこだわらずその都度シャンプーします。 シャンプーやトリートメント、リンスなどはウィッグ専用のものを使うことがおすすめです。人毛ウィッグであれば地毛用のシャンプーで問題ないと考える方もいるかもしれませんが、この場合も専用品を使いましょう。 一般的な髪の毛用のシャンプーをウィッグに使ってしまうと、かえって汚れが蓄積してしまうことがあります。ウィッグ専用シャンプーであれば、汚れをしっかりと洗浄できます。加えて、静電気の防止や毛髪保護にも効果的です。
- ヘアアイロン
うねりや毛先のチリつきが気になるときは、ストレートアイロンをかけます。ただし、ヘアアイロンをかけられるのは人毛のウィッグか耐熱タイプの人工毛ウィッグのみです。ご自分のウィッグの耐熱温度を確認しておきましょう。 ヘアアイロンの温度は120~140℃が目安です。該当箇所をアイロンで挟んで優しく伸ばし、癖を直しましょう。
定期的なプロのメンテナンス
ウィッグを綺麗に使っていくためには、日ごろの自宅でのメンテナンスに加え、定期的なプロのメンテナンスを受けるのがおすすめです。専門店のサービスなら、日々のお手入れでは落としきれなかった汚れを洗浄できるほか、髪の内側から補修することができます。 費用はかかりますが、定期的なメンテナンスでウィッグを美しく保ち、長く使うことができるでしょう。
ウィッグを自宅で洗う方法とクリーニングの料金相場
大切なウィッグは、ご自分で洗浄することに加え、専門店で定期的にケアしてもらうことがおすすめです。こちらでは、ご自宅でのウィッグのお手入れ方法や、プロに依頼した場合の料金相場などをご紹介します。
自宅でのウィッグの洗い方
Step1.シャンプー前にブラッシングしておく
ブラシをかけることで、しっかりとほこりを落として毛の流れを整えることができます。シャンプー中の絡まりも防止できるため、丁寧にブラッシングしておきましょう。
Step2.シャンプー液を作り、押し洗いする
35℃くらいのぬるま湯を洗面器に溜め、ウィッグ用シャンプーを適量入れて溶かします。ウィッグをシャンプー液に浸し、根元部分を片手で持ちながら全体を優しく押し洗いするのがコツです。
Step3.ぬるま湯ですすぐ
洗面器に新たにぬるま湯を溜め、しっかりシャンプーを洗い流します。すすぎ終わったらウィッグの水気を切りましょう。
Step4.リートメントをする
洗面器のぬるま湯にウィッグ専用のトリートメントを溶かし、ウィッグを2~3分浸します。シャンプーと同じようにすすぎ、水気を切りましょう。
Step5.タオルドライする
水を切ったウィッグをタオルで包み、軽く抑えるようにして水気を取ります。このとき、こすらないように注意しましょう。
Step6:自然乾燥する
半乾きのうちにブラッシングをして毛の流れを整えます。完全に乾く前に行うことで、毛の絡まりを防止できるためです。終わったら、ウィッグスタンドにかけるか、タオルの上に平らに置きます。直射日光を避けて自然乾燥をしましょう。
ウィッグのタイプによってはドライヤーをかけても問題ないことがあります。使用する場合は、冷風を使いましょう。
ウィッグのクリーニング料金相場
ウィッグのクリーニング料金は、フルウィッグか部分ウィッグかによって異なります。シャンプー・トリートメント・調整など、基本のメンテナンスの料金相場は4,500~5,000円程度が目安です。 利用するサロンによっては、さらにお好みでカットやカラー、パーマ、修理、増毛などのオプションを付けることもできます。冠婚葬祭用のヘアアレンジやヘッドスパなどのメニューを設けているところもあります。ただし、追加するオプションによって料金がプラスされる点に留意しましょう。
ウィッグのメンテナンスは「せんたく便」にお任せください
「せんたく便」では、衣類だけではなくウィッグのお手入れを行うサービスも展開しています。大切なウィッグのメンテナンスは、ぜひ「せんたく便」へご依頼ください。最後に、「せんたく便」のサービスについてご紹介します。
「せんたく便」の特徴
「せんたく便」は宅配クリーニングサービスの老舗です。ご自宅にいながら気軽にクリーニングを利用することができます。忙しくてクリーニング店舗に行く暇がない方、洗濯物が多くて持ち運びが大変な方など、幅広い方に便利にお使いいただけるサービスです。 「各パック料金+オプション」というシンプルな料金設定が魅力のひとつ。幅広いプランがあり、ウィッグの修理・リペア・クリーニングや、コスプレに特化した「コスプレパック」なども選べます。
「せんたく便」のウィッグメンテナンスサービス
「せんたく便」では、衣類のクリーニングのほかにもウィッグのメンテナンス・修理サービスを提供しています。 ご自宅でのケアでは落ちないにおいや汚れ、ご自分で直すのは難しい型崩れやチリつきなども、プロのメンテナンスで改善できるかもしれません。ウィッグを購入したときのような美しい状態に戻したいときは、ぜひ「せんたく便」にお任せください。
ウィッグメンテナンスの適切な頻度や方法を確かめておきましょう
毎日のように着用するウィッグは、1~2週間に1回はシャンプーすることがおすすめです。ご紹介した方法も参考に、適切なやり方で洗いましょう。 ただ、ウィッグを長く使っていると、ご自宅のケアだけでは綺麗な状態を保てなくなることがあります。困ったときは、プロのメンテナンスサービスを活用することがおすすめです。その際は、ぜひ「せんたく便」のウィッグメンテナンス・修理サービスもご検討ください。