コラム | 2023-03-15
枕の黄ばみの原因は?予防方法や落とし方、おすすめのサービス
枕の黄ばみの原因は?予防方法や落とし方、おすすめのサービス
衣類同様に、寝具の汚れは日々蓄積されます。とりわけ皮脂や寝汗が付着する枕は、黄ばみ汚れがやっかいな寝具の代表格です。黄ばみを取り除くため、定期的に洗濯したり、 クリーニングに出したりしましょう。今回は、枕が黄ばむ原因と対策方法を解説します。枕を新品同様に仕上げてくれる、おすすめの宅配型クリーニングサービスも併せて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
枕の黄ばみの原因や予防方法
毎日使う枕ですが、そもそもなぜ黄ばんでしまうのでしょうか。こちらでは、枕が黄ばむ原因や、効果的な予防方法について解説します。
枕の黄ばみの原因
枕の黄ばみは、皮脂汚れなどに起因します。枕には頭部を支える役割がある一方、皮脂や寝汗、よだれが付着しやすく、それらを原因とする「たんぱく質汚れ」が発生する傾向にあります。 さらに皮脂などが空気に触れて酸化すると、薄く黄色がかった色に変色し、黄ばみとなってしまうことも。枕カバーで防ごうとしても、寝汗・よだれはカバーと枕本体に染み込みます。結果的にカバー内部で黄ばみが生じるため、枕カバーで黄ばみを防ぐのは困難です。 また、洗剤などの含有成分は黄ばみの原因になりかねません。入浴後、髪の毛を濡らしたままで就寝すると、付着している洗剤や石鹸の溶け残りが枕に浸透。繊維内で雑菌が繁殖します。結果、たんぱく質汚れによる黄ばみに加え、独特のニオイを発する可能性があります。 洗剤などの含有成分対策は、髪の毛をしっかりと乾燥させれば対策できます。しかし、皮脂や寝汗、汚れは生理現象にともなって生じるため、対策には工夫が必要です。
枕の黄ばみを予防するポイント
即効性のある黄ばみ対策は、枕カバーの定期的な洗濯・交換です。枕カバーをこまめに変え、内部にたんぱく質汚れが蓄積しないようにします。 上記の通り、皮脂や寝汗を起因とするたんぱく質汚れは、枕本体まで染み込みます。したがって、厚手の枕カバーを使った方が、黄ばみを防ぎやすくなるといえます。 さらなる予防として、枕カバーの上からタオルを巻いてみましょう。たんぱく質汚れの浸透を、より一層防ぎやすくなります。 一部の枕は、水洗いや洗濯ができません。「洗濯禁止」の表示がある枕は、天日干しや陰干しで対策します。内部の湿気を放出し、汚れ・ニオイの元となる雑菌の繁殖を防ぐためです。 また、枕に布団クリーナーをかけて汚れを吸い取るのも効果があります。洗えない枕を使っている場合、水洗い・洗濯以外の方法で対策しましょう。
枕の黄ばみを落とす方法
すでに黄ばんでいる枕は、手洗いや洗濯で汚れを落とします。ここでは、黄ばみを落とす準備と具体的な洗い方、注意点などを解説します。
黄ばみを落とす前の準備
- ・枕の素材を確認する
まずは枕の内部素材を確認しましょう。基本的にポリエステルやパイプストロー、コルマビーズは、洗濯ネットを使うことで水洗いできます。 ポリエステルについては、洗濯ではなく手洗いが理想です。手洗いと洗濯機、どちらが適切かは、洗濯表示で確認できます。なお、低反発枕で知られるウレタンをはじめ、そばがら、ひのき、羽毛などは原則として水洗いできません。同様に洗濯表示を確認してください。 また、素材によって適切な乾燥方法が異なります。たとえば、ウレタンは紫外線により素材劣化を起こすため、直射日光を当てない陰干しが推奨されています。
- ・洗濯表示を確認する
洗濯表示を見ると、水洗いができるかどうか、洗濯機・乾燥機が使えるかを確認できます。水洗いできる場合、上限となる液温も記載されているため、漏れなく確認しましょう。 たとえば、「手桶マーク」に「40」の数値があれば、「40℃までのお湯を使って水洗いできる」ことを意味します。一方、「40」ではなく「手の絵柄」がある場合は、「40℃までのお湯を使って手洗いできる」となります。 混同しやすいため、洗濯表示の意味を正しく理解することが大切です。
手洗いや洗濯機で黄ばみを落とす
洗濯機で水洗いできる枕の場合、枕カバーを外して洗濯ネット、洗濯機に投入します。名称は機種ごとに異なるものの、一般に「ソフトコース」や「手洗いコース」、「ドライコース」と呼ばれる洗濯強度の低いモードを選びます。枕は優しく洗うのがコツです。 手洗いする場合、大きめのたらいや洗面器に水を入れ、両手で押すようにもみ洗いします。粉末洗剤・液体洗濯洗剤が内部に残らないよう、泡が見えなくなるまですすいでください。 黄ばみがひどいときは、あらかじめつけ置きしてから手洗いするのがおすすめです。その際、たらいとぬるま湯、酸素系漂白剤を用意しましょう。 ぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かし、黄ばんだ枕をつけ置きします。ぬるま湯の温度は、酸素系漂白剤の有効性が高まる50〜60℃に調整します。つけ置き時間や分量は、漂白剤のパッケージに記載されているため必ず確認しましょう。 また、あまりに長時間漬けると、枕が劣化します。タイマーで計りながらつけ置きすると安心です。
枕のクリーニングならせんたく便の「ふとんパック」がおすすめ
自宅で洗うのが難しい枕は、クリーニングに出すのがおすすめです。頑固な黄ばみをはじめ、枕の汚れにお悩みの方は「せんたく便」の「ふとんパック」をご利用ください。
せんたく便で寝具をクリーニングに出す場合の料金
「せんたく便」で枕をクリーニングするなら、寝具を中心に取り扱う「ふとんパック」がおすすめです。「ふとんパック」とは、シングル〜ダブルまでの布団2点を上限とした、パック形態の宅配型クリーニングサービスです。 「ふとん」とあるものの、枕を含めた寝具全般のクリーニングに対応しています。布団2点で1パック扱いですが、クリーニングに出すものの種類により点数の数え方が変わるのが特徴です。
せんたく便の「ふとんパック」の魅力
「せんたく便」の「ふとんパック」は、寝具に蓄積した黄ばみや汚れをきれいに取り除きます。丸洗いして、ダニ・カビ・アレルゲンを100%除去することが可能です。
「東京衛生研究所」が行った殺ダニ試験において、弊社工場で洗浄および乾燥させた寝具におけるコナヒョウダニの死亡率は100%と認定されています。
高品質なクリーニングに定評のある「せんたく便」ですが、最長6カ月間の寝具・衣類保管サービスも提供しています。「引っ越しで置き場所がない」「模様替え中なので後から受け取りたい」といったときに、保管サービスは重宝するでしょう。
なお、枕を含む寝具のシミ抜きや毛玉取り、再仕上げは無料。宅配時の往復送料も無料です。
上記の通り、「ふとんパック」は寝具の種類により点数の数え方が変わります。枕は原則、2点で1点扱いです。これは毛布やベビー布団、羽毛・羊毛以外の肌かけも同様となります。まとめてクリーニングに出すことで、1点1点出すよりもお得です。
具体的な1セットあたりの点数の数え方は、次の通りです。
- ・例1:敷き布団×1・枕×1・毛布×1
- ・例2:敷き布団×1・掛け布団×1
シンプルに「羽毛布団は1枚で1点」と覚えるのがおすすめです。組み合わせや点数の数え方は複数パターンあるため、わからない場合は「せんたく便」の公式サイトまたは電話でお問い合わせください。
枕の黄ばみはクリーニングで徹底洗浄しよう
使用期間が長くなるほど、枕は黄ばみやすくなっていきます。定期的に洗濯したり、クリーニングに出したりして、黄ばみ対策を講じましょう。ただ、自宅で洗えない枕や、頑固な黄ばみ汚れはプロに任せるのが得策です。 その際は、高品質なサービスに定評のある「せんたく便」の「ふとんパック」をご利用ください。