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コラム | 2024-02-02

虫食いが起こったらどうする?対策と穴の補修方法、予防のコツ

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虫食いが起こったらどうする?対策と穴の補修方法、予防のコツ

衣替えでクローゼットにしまっていたお気に入りの洋服を出してみたら、虫に食われていたという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。 虫食いが起こってしまうと、愛着のあるアイテムが損なわれる可能性があるため、しっかり予防することが大切です。 そこで今回は、お気に入りの衣類を虫害から守る方法や、虫食いが発生した際の対処法について解説します。大切な衣類を長く愛用するために、ぜひお役立てください。

虫食いについての基礎知識

まずは、虫食いの基礎知識からご紹介します。虫食いの原因を把握して、効果的な対策を行いましょう。

虫食いの原因となる虫は、主にカツオブシムシ類とイガ類の2種類です。カツオブシムシ類は、ヒメマルカツオブシムシやヒメカツオブシムシが主な種類で、成虫はいずれも甲虫類です。産卵時期は、4~7月の暖かい時期とされています。 イガ類は、イガとコイガが主な種類で、蛾の仲間です。産卵時期は初夏から秋にかけての5~10月とされています。こういった虫の成虫が室内に進入して卵を産み、孵化した幼虫が洋服を食べて穴を開けてしまいます。 虫は窓の隙間や外出した後の服、外に干した洗濯物などから室内に侵入するとされています。気温15~25℃、湿度60%以上で活発に活動する傾向があるため、特に暖かい季節や湿度が高い時期は注意しましょう。 現代では一年を通して暖かい住環境が整っているため、衣類害虫にとっても活動しやすい環境となっています。また、ウールやカシミヤなど、動物性繊維は細く柔らかいため被害に遭いやすいといわれています。 ただし、食べこぼしや皮脂汚れがついていれば、化学繊維でも食べられる可能性があるため注意が必要です。さらに、衣類に穴が開いていても、虫食いによる穴なのか、どこかに引っ掛けて開けてしまった穴なのか、判断が難しい場合があります。 虫食いを見分けるポイントの一つは穴の数です。虫は一度に複数の卵を産みつけます。虫による被害を受けた衣類には、穴が何カ所も開いているケースが多く見られます。 長期間保管していた衣類に穴があいていた場合も、虫食いを疑ってみましょう。イガ系は一カ所にとどまり繊維を食べるため穴が開きますが、カツオブシムシ系は表面のみを薄く食べる傾向があるため、虫食い跡が溝のようになります。 このように穴が開いていない場合も虫食いの可能性があるため注意が必要です。

冬の場合

冬は汗をかく量が減るため、2週間に1度を目安に洗濯すると良いでしょう。ただし、汗をかく量は人それぞれです。寝汗をたくさんかいたときや、臭いが気になったときなどは、すぐに洗濯しましょう。 また、冬は夏よりも洗濯物が乾きにくくなるため、洗い替えのシーツを用意したり、乾燥機を使用したりする工夫も必要です。

虫食いが起こった時の主な対策

虫害が発生した際、早急な対策を行うことで被害を最小限に食い止められます。ここでは、虫食い被害に見舞われた際の主な対策法をご紹介します。

保管場所の虫を駆除する

虫食いが発生した保管場所には、まだ虫がいる可能性があります。被害が拡大しないよう、まずは虫を駆除しましょう。収納していた衣類を全部出し、換気をしながら殺虫剤をまくことで対処します。

一緒に保管していた服を洗濯もしくはクリーニングに出す

虫害を受けた服と一緒に保管していた衣類は、早めに洗濯することが大切です。虫のエサになる汚れや産み付けられた卵、幼虫などをきれいに洗い流しましょう。クリーニングにも出すことで、徹底して汚れを落とすことができます。

アイロンがけをする

衣類を洗い終えた後にアイロンがけを行うことで、洗濯では落とせなかった卵や幼虫を死滅させられることがあります。 衣類から虫をしっかり除去し、新たな虫害を防ぎましょう。ただし、衣類の洗濯表示を確認して、アイロンが使用可能かを確認してから行うことが大切です。

虫食いの穴の補修方法

虫食いの穴ができてしまった場合、自分で虫食い穴を補修する方法があります。ここでは、衣類の種類ごとの補修方法をご紹介します。

Tシャツの場合

Tシャツの場合、Tシャツの生地と同じ色の糸と縫い針を使って補修します。具体的な手順は以下の通りです。

  1. 縫い針に糸を通し、玉止めをする


  2. 生地の裏から穴の近くに針を通し、穴の周囲を交互に縫って塞いでいく


  3. 穴が塞がったら、針を生地の裏側に通し玉止めをする


  4. アイロンをかけて仕上げる

セーターの場合

セーターは、同じ色の毛糸、または刺繍糸などで補修します。以下の手順を参考にしてみてください。

  1. 縫い針に糸を通し、玉止めをする


  2. ニットの裏から穴の近くに針を通す


  3. 穴の隅にある編み目から順に縫い合わせていく


  4. 穴が塞がったら、針をニットの裏側に通して玉止めをする

スーツの場合

スーツの補修は難しいため、できればプロに修復を依頼するのが望ましいといえます。被害が少なく、自分で応急処置をしておきたい場合は、以下の手順を試してみてください。

  1. スーツの修復布を穴より一回り大きめにカットする


  2. 穴の周りにほつれた糸などがあれば、ハサミでカットして整えておく


  3. アイロン用接着剤を使用し、修復布をスーツの穴の裏側から貼り付ける


  4. しっかりアイロンの熱が冷めるまで置いておく

虫食いの主な予防方法

大切な衣類を守るためには、虫食いを発生させないための工夫が重要です。ここでは、虫食いを未然に防ぐための主な予防方法を紹介します。

服を収納する前に必ず洗濯する

衣類についた汚れや皮脂は、虫のエサになる可能性があります。季節ごとの衣替えを行う前には、必ずしまい洗いをしましょう。 すでに産み付けられた卵などを洗い落とすのにも効果的です。自宅で洗えない服はクリーニングに出すことで、清潔な状態を保つことができます。

保管場所に防虫剤や防湿材を設置する

クローゼットや衣装ケースなどの収納場所には、防虫剤や防湿材を設置しましょう。防虫剤からは虫を寄せ付けないガスが発生しますが、これは空気よりも重く下にたまる性質があるため、衣類の上に置くことがポイントです。 また、虫食いの原因となる虫は、多湿な環境を好むため、防湿材の活用も効果的です。

定期的に換気する

クローゼットやタンスなどの収納場所はこまめに換気しましょう。定期的な換気は湿気を排除し、虫が活動しやすい環境を防ぎます。扇風機やサーキュレーターなどの風を当て、空気を循環させるのもおすすめです。 換気のついでに定期的に掃除すれば、虫害のリスクをさらに低減できます。

衣類はしっかり乾燥させてから保管する

洗濯後の衣類は、完全に乾燥させてから収納しましょう。湿ったままの状態では、カビや虫害のリスクを高めてしまいます。風通しの良い場所で、しっかりと乾かしてから収納することが大切です。

虫食いを予防して大切な衣類を長く楽しもう!

虫食いの原因や対処法、予防法などをご紹介しました。今回お伝えした予防方法も参考にしながら虫食い対策を実践しましょう。虫害から衣類を守り、長く愛用するためには、複数の予防策を組み合わせることもおすすめです。 できる限りの対策を行い、虫食い被害を最小限に抑えましょう。また、宅配クリーニングの「せんたく便」では、オプションで防虫・防カビ加工を施すことが可能です。 衣類全体に加工するため防虫効果が長続きし、虫食いの被害から大切な衣類を守ります。生地を傷めず、ガス化しないため臭いの心配もありません。 さらに、「せんたく便」ではクリーニング後の衣類を最長11カ月間お預かりする保管パックがご利用いただけます。イオン発生器完備の専用のお部屋で大切に保管するため、虫食いの心配もありません。 夏物・冬物の衣替えの際に、ぜひご活用ください。

宅配クリーニングのせんたく便

住所/滋賀県彦根市大堀町380-1

TEL/0120-096-929

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