コラム | 2024-08-30
襟よごれの落とし方|黄ばみ・黒ずみの正体とおすすめの洗剤・予防法
襟よごれの落とし方|黄ばみ・黒ずみの正体とおすすめの洗剤・予防法
襟よごれはワイシャツの天敵です。ワイシャツに染み付いた汗や皮脂は一回の洗濯では落ち切らず、そのまま繰り返し着続けることで、さらに頑固な汚れになってしまいます。特に襟よごれはすぐに目立ってしまい、お気に入りのシャツを泣く泣く処分された方も多いのではないでしょうか。 この記事では、やっかいな襟よごれの予防法や落とし方について解説し、襟よごれに効果的なおすすめのクリーニングサービスも紹介します。
襟よごれに関する基礎知識
襟元は汗や皮脂などが付きやすく、シャツの中でも最も消耗の激しい場所です。洗濯をしても襟よごれだけはきれいに落ちなかった経験をされた方は多いでしょう。そもそも襟よごれとはなんなのでしょうか。襟元は汗や皮脂などが付きやすく、シャツの中でも最も消耗の激しい場所です。洗濯をしても襟よごれだけはきれいに落ちなかった経験をされた方は多いでしょう。そもそも襟よごれとはなんなのでしょうか。襟元は汗や皮脂などが付きやすく、シャツの中でも最も消耗の激しい場所です。洗濯をしても襟よごれだけはきれいに落ちなかった経験をされた方は多いでしょう。そもそも襟よごれとはなんなのでしょうか。
関連記事:「古い汗染みの落とし方3選|効果的に落とすコツと汗染みの予防方法」
ワイシャツなどの襟よごれの正体
シャツの襟元の汚れは、首の皮膚と擦れることによって汗や皮脂が蓄積することで発生するものです。襟よごれには黄ばみと黒ずみの2種類があります。黄ばみは繊維に染み込んだ皮脂汚れが酸化して黄色く変色したもの。その上にほこりやゴミが積み重なって進行したものが黒ずみです。黄ばみと比べると、黒ずみのほうが進行した分、頑固で落としにくいです。 襟元は人目につきやすく、清潔感を出すためにも特に気を配ったほうが良いでしょう。ここからは襟よごれの予防法、落とし方を順に解説します。
襟よごれを防止する方法
まず、ワイシャツの襟よごれの予防法を4つ紹介します。Tシャツ、コート、スーツなど他の衣類にも使えるものもあるので、ご自身の状況に応じて参考にしてください。
- ベビーパウダーを塗る
ベビーパウダーには汗や皮脂を吸収する作用があるため、着る前に襟や袖に軽くふりかけておくとバリア機能を果たし、汚れの沈着を防いでくれます。成分も水溶性なので、洗濯すると簡単に落ちます。赤ちゃんを想定した製品なので、安心して使用できます。
- 襟よごれ防止シートを使う
襟よごれ防止シートとは、襟の内側に貼り付けて汚れをガードするシートです。服を着るときに貼るだけなので簡単です。ただし、使い捨てなので着用後は洗濯前に剥がすのを忘れないようにしましょう。襟だけでなく、袖や帽子などに貼り付ける商品もあります。
- 襟よごれ防止スプレーを使う
襟よごれ防止スプレーは、防止剤で生地の表面をコーティングする商品です。着る前に襟元に吹きかけるだけで汗や皮脂が染み込みづらくなります。除菌・防臭効果を備えた商品もあり、洗濯しにくい衣類にも活用できます。
- 襟よごれ防止テープを貼る
襟よごれ防止テープは、半透明の目立たないテープ仕様の商品で、サイズに合わせて襟元に貼るだけで汗や皮脂の汚れをガードしてくれます。簡易的に汚れを防止できるのがメリットですが、デメリットとして、テープと首回りの摩擦で肌荒れやかゆみが発生する可能性があります。
ワイシャツの襟よごれの落とし方
はじめに予防法を紹介しましたが、実際に汚れてしまった場合、どのように自宅で落とせば良いでしょうか。特に襟よごれが目立ちやすいワイシャツに絞って説明します。まずは事前に水洗いが可能な服かを確認するのがポイントです。 まず、事前にワイシャツの洗濯表示を必ず確認しましょう。表示が水洗い可能であれば手洗いできます。不可の場合はクリーニング店にお任せしましょう。
関連記事:「ワイシャツの黄ばみの落とし方|汚れる理由や予防方法は?」
食器用洗剤で皮脂を落とす
襟よごれの黄ばみ・黒ずみの原因となる皮脂は油の一種なので、食器用洗剤が効果的です。用意するものと手順は以下の通りです。
- 〈用意するもの〉
- ・食器用洗剤
- ・ぬるま湯(40℃~50℃くらい)の入った洗面器
- ・歯ブラシ
- 〈手順〉
- Step1.
ワイシャツの首周りをぬるま湯に浸す。直接、洗剤を浸けるよりも湿らせたほうが浸透しやすい
- Step2.
適量の食器用洗剤を汚れた部分に塗り込み、軽く揉む
- Step3.
歯ブラシで優しくこする。強くこすると、生地が傷んでしまうため注意
- Step4.
ぬるま湯ですすいだら、洗濯機で普通に洗濯する
重曹とクエン酸の中和作用を利用する
弱アルカリ性の重曹、弱酸性のクエン酸を混ぜると中和作用で泡(炭酸ガス)が発生します。この泡で汚れを浮き上がらせることで、通常の洗濯でも汚れを落としやすくします。
- 〈用意するもの〉
- ・洗面器
- ・重曹
- ・重曹ペースト用の容器
- ・クエン酸
- ・クエン酸スプレー用のスプレー容器
- ・スプーン
- 〈手順〉
- Step1.
重曹ペーストを作り(水250mlに対し重曹小さじ1)、襟よごれに塗っていく
- Step2.
クエン酸水を作り(水100mlに対しクエン酸小さじ1/2)スプレー容器に入れ、重曹ペーストの上から吹きかける
- Step3.
中和反応で泡が出る。この時に軽く揉んだりすすいだりすると効果的
- Step4.
洗濯機で普通に洗濯する
重曹と酸素系漂白剤で強力なシミ抜きを行う
重曹と酸素系漂白剤の組み合わせは強力で、頑固な汚れも取り除けます。ただし、色や柄が落ちてしまうことがあるので、無地のワイシャツで事前に試しましょう。 お店選びのポイントとして、以下の4点をチェックしましょう。
- 〈用意するもの〉
- ・ぬるま湯の入った洗面器
- ・酸素漂白剤
- ・重曹
- ・歯ブラシ
- ・スチームアイロン
- 〈手順〉
- Step1.
ぬるま湯に酸素系漂白剤と重曹を2:1の割合で入れてペースト状にし、襟よごれに塗っていく
- Step2.
ペーストの上からアイロンのスチームを軽く当てる
- Step3.
汚れが落ちたら軽くすすいで、洗濯機で普通に洗濯する
このような方法で汚れが取れない場合は、クリーニング店でプロの技術にお任せしましょう。
「せんたく便」は頑固な襟よごれも無料でシミ抜き対応
これまで説明した方法で汚れがきれいにならなかった場合や洗濯に手間暇かけたくない場合は、宅配クリーニング「せんたく便」がおすすめです。
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襟よごれには「最速パック」がおすすめです。
最速パックは、集荷から納品まで最短5営業日のスピードクリーニングです。お預かりできる衣類は幅広く、襟よごれが付きやすいワイシャツやスーツ、コートはもちろん、その他の上着類、シャツ類、スカート類、ズボン類、セーター類、スポーツウェア類、制服類などに対応しています。素材や種類を問わず、サイズに応じた一律料金で利用でき、シミ抜きも無料。オプションとして汗抜き加工を施すこともできます。 職人の手で1点1点、丁寧に仕上げており、品質の高さが強みです。仕上がりに満足できなかった場合は再仕上げも無料で応じてくれます。襟よごれにお悩みの方はもちろん、高品質でお手頃なクリーニングをお探しの方におすすめです。
「手間暇かけず襟よごれをきれいにしたいなら、クリーニングにお任せ!」
ここまで紹介してきたように、襟よごれが一度付いてしまうと、自宅で落とすのは結構な手間暇がかかるうえ、必ずきれいになるとは限りません。クリーニングで職人の技術に任せれば、通常の洗濯では落とし切れない細かい汚れ、深い汚れをしっかり除去してくれます。プレスや仕上げですぐに着られる状態にしてくれるのもうれしい。忙しい方や大切なシャツを長くキレイに使いたい方にはおすすめです。