CLEANING NAVI

Cleaning & Coin LaundrySHOP SEARCH

TOP　＞　コラム　＞　正しい朱肉の落とし方｜服・机・壁・カーペット・床など場所別に紹介

コラム | 2023-02-10

正しい朱肉の落とし方｜服・机・壁・カーペット・床など場所別に紹介

share on

正しい朱肉の落とし方｜服・机・壁・カーペット・床など場所別に紹介

服や書類、机などにうっかり付いてしまった朱肉の汚れ。一度シミになってしまうと簡単には落とせないため、早めに対処することが大切です。ご家庭での染み抜きが難しい場合は、洗濯のプロであるクリーニング店へ任せましょう。今回は、汚れた場所別の朱肉の落とし方や、衣類に付いた朱肉汚れを落とす際の注意点などをご紹介します。朱肉のシミに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

【付着した場所別】朱肉の正しい落とし方

朱肉汚れの落とし方は、付着した場所の素材によって異なります。こちらでは、服やカーペット、机、壁紙などに付いた朱肉を落とす際に用意しておきたいアイテムや、適切な落とし方をご紹介します。

服に付いてしまった朱肉の落とし方

台所用洗剤を使用する
朱肉が付いてしまった部位を水で濡らして、台所用洗剤をかけて揉み洗いします。シミが広がらないように気をつけながら洗い、水かぬるま湯ですすぎましょう。汚れが薄くなるまですすぎと揉み洗いを繰り返していきます。台所用洗剤での揉み洗いでも落ちない場合は、洗濯用の固形石鹸で優しく擦ってみましょう。
アルコールジェルやクレンジングオイルを使用する
シミの部分の裏側に汚れても良いタオルなどを敷いておきます。朱肉が付いた部分にアルコールジェルを垂らしましょう。タオルに汚れを移すように、歯ブラシで軽く叩いていきます。一回すすいでみて、汚れが落ちていないようであれば再度アルコールジェルをつけて洗いましょう。また、クレンジングオイルを使っても朱肉の汚れが落とせる場合があります。シミの部分に付けて揉み洗いしてみましょう。こちらもシミが落ちるまで何度か繰り返して洗います。
ネイルの除光液やベンジンを使用する
除光液やベンジンは、頑固な汚れの掃除に使われることがあります。ただし、除光液はアセテートやトリアセテートなどの繊維を溶かしてしまうことがあるため注意が必要です。服のタグに記載されている組成表示を確認しておきましょう。除光液の染み抜きの際は、不要なタオルなどを敷いて色移りを防ぎます。歯ブラシに除光液を付け、シミを優しく叩いて落としていきましょう。汚れ落ちが悪い場合は台所用洗剤も使って揉み洗いします。ベンジンは油性のシミに効果が期待できます。染み抜きの際は、シミの裏に不要な布を敷いておきます。ベンジンを含ませた歯ブラシを使い、シミの表面を軽く叩いていきましょう。また、除光液やベンジンの使用時は、十分な換気が必要です。窓を開ける、換気扇を回すなどの方法で空気を入れ替えながら染み抜きを行いましょう。引火しやすいため、換気が終わるまでは火気を使用しないことも重要です。

カーペットやじゅうたんに付いてしまった朱肉の落とし方

朱肉は、丸洗いしにくい敷物にも付いてしまうことがあります。衣類と同様に台所用洗剤を使用してシミを落としましょう。カーペットやじゅうたんなどの汚れた箇所を軽く濡らして、台所用洗剤を染み込ませたタオルで叩き洗いするのが基本です。

机や床など木材に付いてしまった朱肉の落とし方

書類作業をしていた机や周囲の床など、木材に朱肉が付いてしまった場合は、濡らしたティッシュで拭き取ることができます。汚れが広がってしまった場合には、研磨剤入りの歯磨き粉を水で薄めて擦ってみましょう。そのまま使ってしまうと机や床に傷がついてしまうこともあるため注意が必要です。終わったら水拭きし、仕上げに乾いたキッチンペーパーやタオルなどで拭き取りましょう。

壁紙や書類など紙に付いてしまった朱肉の落とし方

紙に付いてしまった朱肉を落としたい場合は、砂消しゴムが有効な場合があります。シミの部分を何度か擦ってみましょう。砂消しゴムをかけた後の凹凸を整えたい場合は、普通の消しゴムを優しくかけてあげます。

プラスチックに付いてしまった朱肉の落とし方

朱肉や印鑑のケースなど、プラスチックに付いた汚れは落とすのが難しいとされます。アルコールや除光液などを使って落とせることもありますが、プラスチックが変質してしまうおそれもあるため気をつけましょう。汚れを落とす場合は、可能な限り短い時間で終わらせるように作業することがおすすめです。

衣類に付いてしまった朱肉の汚れを落とすときの注意点

服に付いた朱肉汚れを落とす際は、そもそも染み抜きが可能かどうかをチェックする必要があります。実際に染み抜きを始める前に、以下のポイントを確かめておきましょう。

衣類の洗濯表示をチェックする

服や布製の敷物などに付いた汚れを染み抜きしたいときは、家庭で洗濯ができるものかを確認しておきましょう。洗濯表示を見れば、「洗濯機の使用が可能か」「上限となる液温は何度か」といった情報がわかります。水洗い可能な場合は、ご自分で染み抜きすることができます。柄ものは色落ちや変色する可能性があるため、使用する洗剤の色落ちの程度も確認しておきましょう。

お気に入りの衣類はプロに依頼する

朱肉は油分の汚れのため、ドライクリーニングと相性が良いとされています。ドライクリーニングの利用により、水洗いで汚れが広がってしまう事態を防げるためです。大切な衣類のシミをしっかりと落としたい場合は、クリーニングを依頼することがおすすめです。また、デリケートな素材の洋服には水洗い不可のものが多く見られます。ご家庭での染み抜きができない場合も、クリーニング店へ依頼しましょう。

汚れは長期間放置しない

朱肉はハンコが消えないように作られているため、一度付いてしまうと落ちにくいことが難点です。汚れてしまったら、できるだけすぐに拭き取るようにしましょう。時間が経って落ちにくくなった汚れの染み抜きも、プロへ依頼することがおすすめです。

衣類に付いてしまった朱肉の汚れの洗濯は「せんたく便」にお任せ

大切な服に付いた朱肉を落としたい場合は、クリーニング店へ任せることがおすすめです。最後に、染み抜き無料の「せんたく便」のサービスをご紹介します。

「せんたく便」とは？

「せんたく便」は60年以上の歴史を持つ老舗クリーニングサービスです。高品質の宅配クリーニングサービスを提供しており、プレス・仕上げ作業のすべてを職人が手作業で行います。かさばる衣類や寝具などをクリーニング店へ持ち込む必要がないため、お忙しい方や重い荷物を運びたくない方にもおすすめです。

「せんたく便」のメリット

「せんたく便」では、朱肉汚れなどの染み抜きは基本無料で行っています。一つひとつの生地をチェックし、ドライクリーニングやウェットクリーニングなど、適切な方法で汚れを落とします。頑固なシミに悩んだら、ぜひ「せんたく便」のクリーニングをご依頼ください。これ以上染み抜きをすると生地が傷んでしまうと判断したものについては、お知らせのタグを付けてご返却いたします。染み抜きのほか、ボタン取付け、毛玉取り、再仕上げなども無料です。衣服をすぐにでも着られるよう、綺麗な状態に仕上げてからお客様のもとへお返ししています。料金体系は、洗濯物の上限を5点や10点に定めたパック料金を採用しています。2回目以降はリピート割引が適用され、さらにお得になります。花粉防止加工や撥水加工などのオプションを付けることもできるため、必要に応じてご検討ください。また、衣類を集荷・配送する際の往復配送料も無料です。お好きな住所や集荷・配達時間をご指定ください。

朱肉の適切な落とし方を覚えて実践しよう！

朱肉の落とし方は、付着した場所によって異なります。いずれの場合も、早めに汚れを落とすことがポイントです。衣服に付いてしまった場合は、洗濯表示を確認し、色落ちしないかテストした上で染み抜きを行いましょう。ご自分で対処できない汚れは、ぜひ「せんたく便」へお任せください。大切な衣類のシミを丁寧に落とし、しっかりと洗い上げます。