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コラム | 2023-05-08

クリーニングの汗抜き加工とは？主な効果と料金の目安、注意点

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クリーニングの汗抜き加工とは？主な効果と料金の目安、注意点

衣類の大敵である汗汚れは、家庭で普通に洗濯するだけでは落ちない場合があります。汗に含まれる皮脂や角質は洗濯で落としきれないことがありますし、着用している時点で汚れの酸化が進むからです。放置すると黄ばみや黒ずみにつながってしまいます。そこで今回はクリーニング店の汗抜き加工について解説します。主な効果や料金の目安、注意点などを説明するので、衣類を長持ちさせたい方は確認しておきましょう。

クリーニングの汗抜き加工に関する基礎知識

汗抜き加工はワイシャツの汗ジミや、水洗いが難しい衣類には特におすすめの加工です。ここでは概要や料金の目安を紹介します。

クリーニングの汗抜き加工とは？

汗抜き加工とは、特殊な洗剤で汗汚れやニオイを落とす処理です。通常のドライクリーニングでは落とせない、水溶性の汚れに対応できます。クリーニング店ではオプションメニューとして扱われることが多いです。

汗抜き加工の主な種類

汗抜き加工は、「ウェットクリーニング」と「水洗い効果をプラスしたドライクリーニング」の2種類に分けられます。どちらの方法も生地に負担をかけすぎず汗汚れを落とせるのがメリットですが、詳細は異なります。

・ウェットクリーニング
いわゆる水洗いのことで、クリーニング店が洗浄液として水を使って汚れを落とす方法です。衣類へのダメージをできる限り抑えながら洗濯できるのが特徴で、それを可能にするのがシリコン剤を含んだ洗剤です。これにより洗浄力を高めつつ、水分が繊維に与えるダメージを緩和できます。乾燥時は縮みや型崩れを起こしやすく高度な技術が必要ですが、水溶性の汚れがきちんと取れ、さっぱりと仕上がります。
・水洗い効果をプラスしたドライクリーニング
水溶性の汚れにも対応できるドライクリーニングです。ドライクリーニング用の有機溶剤に、水洗い効果のある洗剤・溶剤を混ぜたものを使用します。水洗いが生地に与えるダメージを防ぎつつ、水洗いの効果も得られるのが特徴です。型崩れ、縮み、色あせ、風合いの変化などのリスクを避けることができます。

汗抜き加工が必要な理由と効果

汗抜き加工はドライクリーニングだけでは落とせない、汗汚れや不快なニオイを落とせます。そのためスーツやワイシャツなどの頻繁に着用する衣類や、長持ちさせたい衣類におすすめです。汗抜きの主な効果は以下の通りです。

・黄ばみ（汗染み）を予防できる
・悪臭を取り除ける
・着心地の良さを向上できる
・防虫・防カビに役立つ
・衣類が長持ちしやすい

汗汚れの有無は着心地や清潔感、衣類の寿命に直結するので、汗抜き加工を定期的なお手入れとして利用してみてはいかがでしょうか。

クリーニングでの汗抜き加工の料金目安（スーツ）

汗抜き加工の料金は洋服の種類で大きくばらつくため、今回はスーツを例に挙げて説明します。目安としては500〜1,500円程度で、ウェットクリーニングと水洗い効果付きのドライクリーニングを比較すると、ウェットクリーニングのほうが料金は高いです。ウェットクリーニングには手間と技術が必要なため、料金が高めに設定されています。

クリーニングの汗抜き加工の注意点

汗抜き加工は衣類の見た目をキレイに保つなどさまざまなメリットがあります。一方、利用の仕方によってはデメリットにもなるので、以下の項目には注意してください。

適切な頻度で行う

頻繁な汗抜きは、生地の傷みや型崩れ・色あせの原因になるので控えましょう。例えばスーツの場合、汗をかきやすい夏場でも、2週間～1カ月に1回ほどで十分です。あまり汗をかかない季節の場合、1シーズンに1回で良いでしょう。汗抜き加工を依頼するのにおすすめのタイミングは、衣替えなどで長期保管する前です。特に水洗いできない繊維は、汗などの水汚れが沈着しがちなので、長期保管前の汗抜き加工が大切です。もしも汗の成分が残っていると、黄ばみや黒ずみなどの変色が起こることがあります。

職人の技術で仕上がりに違いが出る

汗抜き加工は任せるお店や職人の技術によって仕上がりに差が出やすいです。特にウェットクリーニングの汗抜きでは処理基準が定まっていないので、画一的な処理がされるわけではありません。つまり洗濯方法は職人の裁量次第ですし、お店の方針や設備による技術格差が生まれやすいです。ウェットクリーニングの研究を追求するお店もあれば、そうではないお店もあるので、どこに依頼するか慎重に選びましょう。

汗抜き加工は宅配クリーニングがおすすめ

汗抜き加工は定期的に行うことが大切です。そのため、毎回クリーニング店に持ち込むのが難しければ、ご自宅への集荷からお届けまで一括で行う宅配クリーニングが便利です。

宅配クリーニングは衣類を長持ちさせやすい

衣類を長持ちさせるポイントは、汗で汚れた状態を放置しないことです。汗の成分が残っていると、黄ばみ・カビ・悪臭・虫食いなどが発生しやすいので、結果的に衣類の寿命を縮めてしまうからです。一方で、一人暮らしの方や仕事で忙しい方などは数日ごとのまとめ洗いをしがちではないでしょうか。仮に洗濯できたとしても、皮脂汚れの蓄積と酸化で汗抜きが十分にできない場合もあります。その点、宅配クリーニングは店舗に向かう必要はなく、スマホや電話で注文するだけで自宅まで集荷に来てくれます。手間が少ないので、忙しい人でもクリーニングと汗抜き加工を続けることができるでしょう。洗濯頻度の高いスーツやワイシャツのクリーニングには特におすすめです。

「せんたく便」とは？

「せんたく便」は、Webを活用した宅配クリーニングの老舗で、24時間いつでも受付可能です。ご自宅からスマホかパソコンで注文していただければ、配送業者が指定の時間に集荷に伺います（送料無料）。その後はお預かりした衣類を自社工場でクリーニングして、最短5営業日でお客様にお届けします。これらのご注文からお届けまでの業務フローには、せんたく便オリジナルのIoT技術を導入しており、納期通りのお届けができるよう徹底的な管理をしています。また料金体制はシンプルで、各パック料金にオプション料金をプラスするだけなので、衣類の種類や素材によって料金は変わりません。コートでもダウンでも一律料金でクリーニングしてお届けします。会費、往復送料、手数料に関しては全て無料で、初めての方でも安心です。その他、全品シミ抜き、毛玉・毛羽取り、再仕上げにも無料対応しています。

せんたく便で汗抜き加工をする方法

せんたく便の各サービスには、汗抜き加工のオプションをつけられます。繊維に入り込んだ汗の成分を取り除き、快適な状態で納品します。ワイシャツやスーツはもちろん、ウール製品など水洗いが難しいものにおすすめのオプションです。なお、汗抜き加工をつけられるサービスは「最速パック」と「保管パック」の2つです。まず最速パックとは、ご注文から最短5営業日でお届けするスピードクリーニングのことです。浴衣やコスプレなどを除く、基本的な衣類の洗濯に用いるパックです。また保管パックとは、クリーニングに最大11ヶ月の保管サービスがついており、衣替えにはぴったりのサービスです。プラズマクラスターイオン発生機を設置した清潔なお部屋で保管するので、汗抜き加工と合わせることで大切な衣類の長持ちにつながります。

クリーニングの汗抜き加工で衣類を長持ちさせよう

汗汚れは水溶性なので、家庭での洗濯でもある程度は落とすことができます。しかし、汗の成分である皮脂や角質は蓄積しやすく、次第に黄ばみや黒ずみとして定着することがあります。また、ウールなどのデリケートな素材を扱う場合、洗い方によっては生地に大きなダメージを与えてしまいます。そのため、衣類を長持ちさせるためにはプロの手で汗抜き加工をしてもらうのが確実です。せんたく便ではさまざまな衣類の汗抜き加工が可能なので、お気軽にご相談ください。