コラム | 2024-07-19
洗濯物が早く乾く干し方は?部屋干しと外干しのポイントと注意点
洗濯物が早く乾く干し方は?部屋干しと外干しのポイントと注意点
生乾きの洗濯物は、嫌な臭いやカビなどの原因になることがあります。洗濯機にかけた衣類は、なるべく早く乾燥させることが大切です。ただ、厚手の洋服などはなかなか乾かすのが難しいことも。 梅雨の時期などは特に洗濯物が乾かないことにお悩みの方も多いでしょう。自宅での乾燥が難しい場合はクリーニングサービスを活用することもおすすめです。 今回は、洗濯物の乾燥時間を短縮させられる、効率的な干し方のコツをご紹介します。
洗濯物が早く乾く基本の干し方
洗濯物を早く乾かすためには、空気に触れる面が多い干し方をすることがコツです。洗濯物が空気に触れることで湿気を逃がしやすくなります。 適切な干し方にしておけば、乾いた後のお手入れもしやすくなるでしょう。こちらでは、洗濯物を早く乾かすために効果的なやり方をご紹介します。
洗濯物を干す前にすること
洗濯物を干すときは、脱水後にできるだけ衣類のシワを伸ばしましょう。生地同士の重なりを減らすことで、乾きが良くなります。ハンガーにかける前に数回ふりさばくと手軽に全体のシワを伸ばせます。 ハンガーにかけたら身頃のシワを伸ばし、襟や前立ても整えます。形を整えて干すことで、アイロンがけの際の手間が減らせます。バスタオルなどのタオル類もふりさばいてから干すことで、繊維がほぐれて手触りが良くなるでしょう。
早く乾く干し方
洗濯物を物干し竿に干す際は、洗濯物の下の端がアーチ型になるように干すと良いでしょう。 たとえば、ズボンのように長めの衣類は両端に干し、靴下のような短めの衣類を内側に干すことで空気が通りやすくなり、効率良く乾かすことができます。 ハンガーは隙間を詰めすぎずに、こぶし1個分くらいの間隔をとって干すと、より風通しが良くなるでしょう。
【アイテム別】おすすめの干し方
タオルやシーツなどは重なる面積が少なくなるように干すことがポイントです。両端を揃えずにどちらかが長くなるようにずらしておくと乾きやすいでしょう。 ポケットのある衣類は裏返して、ポケットの部分を出すように干すと乾きやすくなります。パーカーはフード部分が重ならないようにすることでより早く乾燥させることができます。 物干し竿の先端にフード部分をかけたり、専用のハンガーを使用したりと工夫してみましょう。ニットはハンガーにかけるのではなく、平干しにすることで型崩れ防止につながります。 平干し専用のネットを使用すると風の通りも良くなるでしょう。デニムパンツは厚みがあり、乾きにくいものも多く見られます。内側まで風が通るように筒状にして干すことがおすすめです。 ピンチハンガーでウエスト部分を数か所つまむか、専用のハンガーを使用しても良いでしょう。こういった干し方はほかのズボンにも代用できます。 ワイシャツはなるべくシワのない状態できれいに着たいものです。完全に乾ききる前に、生乾きの状態でアイロンをかけてみてください。 そうすることで乾きが早くなるだけでなく、衣類の水分がスチームとなってアイロンがけもしやすくなります。
【場所別】洗濯物の干し方のポイントと注意点
洗濯物は、高温かつ低湿で、風量が多い環境で早く乾きやすくなります。洗濯物を干すときは、できるだけこういった環境を整えることを意識すると良いでしょう。
部屋干しのポイントと注意点
- ・部屋干しのポイント
機、サーキュレーターなどの家電を活用して風を当てましょう。湿度を下げるため、エアコンは除湿モードに設定することがおすすめです。洗濯物の下に除湿機を置いても良いでしょう。 また、一般的に室内は天井に近いほうが温度も高くなります。部屋干しする場合は高い位置に干すことがおすすめです。
- ・部屋干しの注意点
部屋干しの際はカーテンレールに干さないようにします。カーテンレールが洗濯物の重みでゆがんでしまうことがある上、埃や菌が衣類に付着する可能性があるため気をつけましょう。 エアコンや扇風機などは使用前に汚れていないか確認することがおすすめです。機械に埃やカビが付着していると、衣類に移ってしまうことがあります。必要な場合は事前に掃除を済ませておきましょう。 また、洗濯物を干すことで部屋の湿度が上がってしまいます。布団や畳、本、楽器など、湿気を嫌うものが多い部屋では干すのを避けましょう。 どうしてもすぐに乾燥させたいときは、ドライヤーの風を当てる方法もあります。ただ、乾かすまでに手間がかかるほか、衣類によっては熱風を当てることで傷んでしまうこともあるため注意しましょう。 洗濯表示を確認して、熱に弱いデリケートな素材の場合は自然乾燥させることが大切です。
関連記事:「部屋干しのコツ|不快な臭いを防ぐ洗い方・干し方、生乾き臭の対処法」
外干しのポイントと注意点
- ・外干しのポイント
外干しは日光や風が当たり湿気が逃げやすいため、条件が揃えば洗濯物が早く乾きます。雑菌やカビの繁殖を防ぎやすい点もメリットです。 日差しがあり、降水確率の低い日を選んで干しましょう。気温が高く、湿度も低い9時~15時くらいまでの時間帯に干すことがおすすめです。
- ・外干しの注意点
絹や毛など、紫外線によって傷みやすい素材は陰干しするほうが良い場合もあります。麻やレーヨンなどの場合、日光に当たると色褪せすることがあるため、裏返して干しましょう。 衣類やハンガーが風で飛ばされないように適切に固定しておくことも大切です。取り込む際には虫などの付着物がないか確認をしましょう。 季節によっては花粉や黄砂の影響を受けるため、外干しは控えたほうが無難です。部屋干しするか、衣類乾燥機などを利用してみましょう。
関連記事:「洋服が日焼けする原因│日焼けしやすい服の色・素材、防止策は?」
自宅での洗濯や干す作業が難しい衣類は「せんたく便」にお任せ!
洗濯物の種類によっては、自宅でしっかりと乾かすのが難しいこともあります。そんなときはプロに任せることがおすすめです。ここでは、おすすめの宅配クリーニング「せんたく便」のメリットをご紹介します。
「せんたく便」とは?
「せんたく便」は、自宅にいながら利用できる宅配クリーニングサービスです。公式サイトの専用フォームや電話で気軽に注文していただけます。 指定日に配送業者が洗濯物の集荷に伺い、クリーニングが終わると指定日に配送するのが特徴の一つ。手間なく簡単にクリーニングに出せるのが大きな魅力です。 また、「せんたく便」では5点パックや10点パックなどのパック料金制を採用しています。1点あたりのクリーニング料金は一律です。 ダウンジャケットなど、一般的に割高になりやすい衣類でも値段を抑えやすく、お得にご利用いただけます。洗濯物をまとめてクリーニングに出すことで、衣類1点あたりの単価を抑えられるでしょう。 染み抜き・再仕上げ・ファスナー修理・毛玉取りなども無料です。お預かりした洗濯物はきれいに仕上げてお届けします。
自宅での洗濯や干す作業が難しい浴衣には「ゆかたパック」がおすすめ
自宅での乾燥が難しいアイテムの一つが浴衣です。夏場や湯上がりに着る浴衣は汗の汚れが付きやすい衣類といえます。ただ、手入れを怠ると生地が傷んで破れや黄ばみの原因となることもあります。 長く大切に着るためには、着用するたびにクリーニングに出すことがおすすめです。「せんたく便」の「ゆかたパック」はたっぷりの水できれいに汚れを落とし、熟練のスタッフが丁寧にプレスすることが特徴です。 最大3カ月間の保管も無料でご利用可能です。自宅ではお手入れの難しい浴衣でも、綺麗な状態で保管しておくことができます。お急ぎの場合は最短5営業日でスピーディーにお届け。 大事なイベントやお祭りの前に浴衣を綺麗にしておきたいなら、ぜひ「せんたく便」をご利用ください。
洗濯物の効率的な干し方を押さえて上手に乾かそう
洗濯後に衣類などを素早く乾かすポイントを押さえておくと、家事の時短にもつながります。風が通るように洗濯物の間隔をあけたり、アイテムごとに干し方を変えたりといった工夫で、洗い終えた衣類を上手に乾かしましょう。 部屋干しの際は除湿機能なども活用すると、より効率良く乾燥させることができます。自宅での洗濯・乾燥が難しい衣類については、ぜひクリーニングも活用しましょう。
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