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コラム | 2024-04-03
衣替えの鍵は洗濯にあり！黄ばみや虫食いから大切な衣類を守ろう
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衣替えの鍵は洗濯にあり！黄ばみや虫食いから大切な衣類を守ろう
衣替えで収納ケースなどに長期保管していた衣類を、久しぶりに出してみたら黄ばみや虫食いがあった、という経験はありませんか？このような取り返しのつかないトラブルを避け、お気に入りの洋服を長持ちさせるためには、お手入れにちょっとした工夫やコツが必要です。 収納中の黄ばみや虫食いなどのトラブルは、衣替え前後の洗濯で回避することができます。今回は、衣替え前後の洗濯の大切さや、トラブル回避に効果的な洗濯のポイントをご紹介します。
衣替え前後の洗濯に関する基礎知識
衣替え前と衣替え後のタイミングには、衣類を洗濯することがおすすめです。まずは、衣替え前後に洗濯が必要な理由からご説明します。
衣替え前に洗濯が必要な理由
衣替え前に衣類を洗濯することを「しまい洗い」と呼びます。1回しか着ていない服でも、衣替え前には必ず洗濯してから収納しましょう。しまい洗いをしたほうが良い理由は、大きく分けて3つあります。
- ・服についた汗や皮脂が黄ばむのを防ぐため
きれいに見えても、一度着用した衣類は汗や皮脂で汚れている可能性があります。繊維に染みついた汗や皮脂に含まれるたんぱく質は、酸化すると黄ばみの原因になってしまうため注意が必要です。 とくに夏場は汗をかきやすいため、夏服は必ず洗濯してから衣替えしましょう。肌が直接触れやすい襟・首周り・脇などは、とくに黄ばみが発生しやすい部分といえます。 服に染みついた汗や皮脂は、放置しておくと悪臭の原因にもなる可能性があります。たとえ1度しか着ていないとしても、服には汗や皮脂汚れが付着してしまうものです。黄ばみや悪臭予防のために、衣替えの前にはしまい洗いをしましょう。
- ・衣類の虫食いを防ぐため
イガやヒメカツオブシムシなどの衣類害虫は、服の繊維を食べて成長します。衣類害虫は、ウールやシルク、カシミヤなどの動物性繊維を好む傾向にあるため、冬のニット類はとくに注意が必要です。衣装ケースに防虫剤を入れるなど、対策をとりましょう。 また、植物性繊維や化学繊維も例外ではありません。外出中や屋外に干している間などに、衣類害虫が洗濯物へ卵を産み付けることもあります。そのまま収納してしまうと、収納中に卵がかえり、虫食いの原因になってしまいます。衣類害虫の卵は洗濯で洗い落とせるため、虫食い対策としてもしまい洗いは効果的です。
- ・衣類にダニがつくのを防ぐため
服についた皮脂やフケ、食べこぼし汚れなどは、ダニのエサになる可能性があります。ダニはたんぱく質をエサにして増殖するため、汚れが残ったままの衣類にはダニが集まるといわれています。衣替えで長期間収納している間に、服にダニが住み着いてしまう可能性があるため注意しましょう。 また、湿気もダニの繁殖につながるため、しっかり乾かしてから収納することが大切です。衣類にダニがついていると、衣替え後に再度着用したときに、体がかゆくなるなどの肌トラブルにつながるおそれもあります。一緒に収納している別の衣類にダニが移ってしまうケースもあるため気をつけましょう。
衣替え後にも洗濯が必要な理由
衣替えでしまっておいた服を洗濯することを、「出し洗い」と呼びます。しまう前に洗った服でも、着る際には再び洗うのがおすすめです。衣替え後にも服を洗ったほうが良い理由は以下の通りです。
- ・衣類にダニが住み着いている可能性があるため
収納から出したばかりの衣類に虫食いがあったり湿気を感じたりする場合、衣類にダニが住み着いてしまっている可能性があります。 ダニが繊維に卵を産み付けてしまっている場合、さらに繁殖が進むおそれも。肌のトラブルにつながるため、出し洗いをして洗い流しておくと安心です。ダニは60℃で死滅するといわれているため、出し洗い後は乾燥機にかけることもおすすめです。
- ・カビが発生している可能性があるため
クローゼットや押し入れは湿気がこもりやすく湿度が高いため、カビが発生しやすい場所といえます。長期収納している間に、衣服にカビがついてしまうケースもあります。出し洗いをせずに着用すると、体がかゆくなったりくしゃみが出たりする可能性があるため、予防のためにも洗うことがおすすめです。 収納場所には、除湿剤の設置などの防カビ対策をしましょう。カビが生えてしまった衣類は、除菌効果のある漂白剤などを活用したつけ置き洗いで対処します。ただ、漂白剤が使えない素材の衣類もあるため、洗濯表示を確認するようにしましょう。自宅で洗えない場合や失敗したくない場合は、クリーニング店に相談するのがおすすめです。
- ・嫌な臭いがついてしまっている可能性があるため
衣替えで長期収納後に衣類を取り出したら、嫌な臭いがついてしまっていることがあります。汗や皮脂と湿気をもとに雑菌が繁殖すると、生乾き臭のような臭いを放ちます。衣替え前に洗濯しなかったり、洗濯で落としきれなかった汚れが残っていたりすることが原因です。臭いを取り除くためには、酸素系漂白剤などでつけ置き洗いするのが効果的です。
衣替え時の洗濯のポイント
衣替えのしまい洗いと出し洗いをする際は、通常の洗濯方法とは異なる点に注意しましょう。ここでは、衣替え前後の洗濯を行う際のポイントをご紹介します。
皮脂汚れはぬるま湯で浮かして落とす
黄ばみの原因になる皮脂汚れは、水洗いではなかなか落としきれないという特徴があります。皮脂汚れを落としたいときは、クレンジングオイルまたは中性洗剤を、襟元や脇などの汚れがついた部分になじませましょう。その後40℃くらいのお湯に20～30分つけ置きすると、繊維にしみ込んだ皮脂汚れを浮かして落とすことができます。つけ置き後は軽く洗い流し、通常通り洗濯機で洗えば完了です。
ダニ対策として乾燥機を活用する
ダニは熱に弱いため、60℃以上の乾燥機にかければ死滅するといわれています。ただ、素材によっては乾燥機が使えない場合もあるため、事前に洗濯表示で衣類の耐熱温度を確認してから行うようにしてください。 コインランドリーやクリーニング店で使用している乾燥機は、家庭用よりも大容量で強力です。クリーニング店のタンブラー乾燥機は、ボイラーの蒸気を使って乾燥させるため衣類を傷めにくいメリットもあります。熱風でダニを死滅させながら死骸も落としてくれるため、安心して着用できるでしょう。
デリケートな素材の服はやさしく洗う
デリケートな素材の服は、おしゃれ着用洗剤を使ってやさしく洗いあげるようにしましょう。洗濯機を使用する場合は、洗濯ネットに入れて「おしゃれ着コース」や「弱水流コース」などで洗濯してください。 シワや型崩れ防止のためには、脱水時間は短めに設定すると良いでしょう。ウール・シルク・アンゴラ・カシミヤなどのデリケートな素材は手洗いがおすすめです。洗濯機よりも、手洗いのほうが生地へのダメージを減らせます。
衣替えなら「せんたく便」の保管パックの活用がおすすめ
季節が変わるたびに大切なお洋服を気持ちよく着用するなら、クリーニングの利用が便利です。さらに「せんたく便」なら、衣替えにぴったりの「保管パック」があります。最後に、「せんたく便」のおすすめサービスをご紹介します。
衣替えに便利な「せんたく便」の保管パックとは？
「せんたく便」の「保管パック」とは、クリーニングした衣類を最大11カ月間、無料で保管するサービスです。イオン発生機完備の、衣類に適した環境の専用室内で保管します。指定の専用バッグの容量と、指定数までの衣類を上限として利用可能です。 冬物の保管スケジュールは、注文・受付期間が2/1～8/31、返却期間が9/11～12/31となります。最長で2/1～12/31までの11カ月間、保管が可能です。 夏物の保管スケジュールは、注文・受付期間が9/1～1/31、返却期間が3/1～5/31です。最長で、9/1～5/31の9カ月の間保管いただけます。 パックサイズが豊富であるため、預けたい衣類の数や家族の人数によってお選びいただけるのも魅力。2回目以降はリピーター価格となり、さらにお得な料金でご利用可能です。
「せんたく便」の保管パックの魅力
「せんたく便」は宅配クリーニングのため、自宅の玄関先でお預け・お受け取りが可能です。往復の送料は無料で、クリーニング店に運ぶのに手間がかかるダウンジャケットやコートなどの依頼にも便利です。料金は衣類の種類ではなく点数で定められており、高くなりやすいアウターのクリーニングも料金一律でご利用いただけます。 また、「保管パック」は自宅のクローゼットをスッキリさせることができ、片付けやすくなる点とご好評いただいております。クリーニングに出してそのまま最長11カ月間保管が可能なため、衣替えに大変便利です。返却時期は、ご都合の良いタイミングを設定いただけます。衣類を受け取る場所や時間も指定できるため、ぜひ衣替えの際にご活用ください
衣替え前後の洗濯で大切な衣類を黄ばみや虫食いから守ろう
衣替え前後の洗濯の大切さや、洗濯時のポイントなどをご紹介しました。黄ばみや虫食いは、収納前の洗濯で回避することができます。大切な衣類の衣替え中のトラブルを避けるなら、クリーニングの利用がおすすめです。 「せんたく便」なら、最長11カ月保管が可能な保管パックをご利用いただけます。衣替え時にご自宅のクローゼットをスッキリ片付けたいときは、ぜひこちらのサービスをお試しください。
