コラム | 2024-05-29
洗濯機の正しい使い方|基本的な操作手順と応用法、利用時の注意点
洗濯機の正しい使い方|基本的な操作手順と応用法、利用時の注意点
毎日の洗濯に欠かせない洗濯機ですが、自信をもって「正しい使い方を理解している」といい切れる方は少ないのではないでしょうか。 適切な操作手順を守ることで、衣類をよりきれいに仕上げ、洗濯機自体の寿命も延ばすことができるでしょう。 この記事では、洗濯機の基本的な操作手順から便利な応用法、使用時の注意点まで解説します。 日常の洗濯をより効率的かつ効果的に行うためのポイントを押さえて、洗濯の質をワンランクアップさせましょう。 キレイな衣類で快適な毎日を送るためのコツを、ぜひチェックしてください。
洗濯機の使い方【基本編】
洗濯機には大きく分けて縦型とドラム式の2種類がありますが、基本的な使い方の流れは同じです。 正しく使うことで衣類の洗浄効果が高まり、洗濯機の性能を最大限に活かすことができます。ここでは、基本的な操作手順をステップごとに説明します。
Step1.洗濯機の電源を入れて水栓をゆるめる
まず、洗濯機の電源を入れましょう。次に、水道の水栓をゆるめ、水が適切に流れるようにします。これにより、洗濯がスタートすると必要な分だけ水を流せます。
Step2.洗濯機に洗濯物を入れる
洗濯物を洗濯機に入れる際は、洗濯機の容量を守り、過剰に詰め込まないように注意しましょう。 衣類がかき混ぜられるスペースを確保することで、洗浄効果が高まります。色物と白物を分ける、デリケートな衣類はネットに入れる、などの工夫も必要です。
Step3.洗濯コースを選びスタートボタンを押す
洗濯する衣類に適した洗濯コースを選びます。標準コース、デリケートコース、強力洗浄コースなど、衣類の素材や汚れの程度に合わせて選びましょう。 コースを選んだら、スタートボタンを押して洗濯を開始します。
Step4.洗剤を入れる
洗剤は、洗濯機の指定された投入口に入れます。液体洗剤、粉末洗剤、カプセル型洗剤など、洗剤の種類によって使用量が異なるため、使用する洗剤の指示に従って適量を投入します。 柔軟剤や漂白剤を使用する場合も、それぞれ専用の投入口に入れましょう。
Step5.洗濯機のフタを閉める
洗剤を入れたら、洗濯機のフタを閉めます。洗濯機は「洗い」「すすぎ」「脱水」の3つの工程で衣類をきれいにします。
- 洗い:水と洗剤で衣類を洗浄する工程です。洗剤が汚れを浮かせて取り除きます。
- すすぎ:洗剤を洗い流すために、何度か衣類をすすぎます。衣類への洗剤残りを防ぐために大切な工程です。
- 脱水:洗濯物から水分を取り除くために、高速回転で脱水します。この工程を行うことで、衣類の乾きが早くなります。
Step6.洗濯機が止まったら洗濯物を干す
洗濯機が止まったら、フタを開けて洗濯物を取り出しましょう。すぐに干すことで、シワや臭いの発生を防ぎやすくなります。 日当たりが良く風通しの良い場所に干すと、より早く乾くでしょう。ただし、衣類の素材や色によっては、直射日光を避けて干す必要があるため、洗濯表示を確認してください。
洗濯機の使い方【応用編】
洗濯機の基本的な使い方をマスターしたら、さらに便利な応用方法を取り入れてみましょう。ここでは、時短洗濯のコツや柔軟剤の使い方、特殊な洗い方について解説します。
時短で洗濯したいときの洗い方
忙しい日や急いで洗濯を終わらせたいときは、洗濯機の「時短モード」や「クイックコース」を活用しましょう。 これらのモードは、洗い、すすぎ、脱水の時間を短縮し、効率よく洗濯を完了させます。ただし、汚れがひどい場合は標準モードを使う方が効果的です。
柔軟剤を使いたいときの洗い方
柔軟剤を使用すると、衣類がふんわりと仕上がり、静電気防止効果も期待できます。柔軟剤は、すすぎの工程で使用するため、投入タイミングに注意が必要です。 全自動洗濯機の場合、柔軟剤投入口に入れておけば、洗濯機が自動的に適切なタイミングで柔軟剤を投入してくれます。
お湯を使いたいときの洗い方
汚れや油分をしっかり落としたい場合は、お湯洗いが有効です。洗濯機にお湯洗浄機能がある場合は、その設定を選びます。 手動でお湯を使う場合は、40℃前後の温水やお風呂の残り湯を直接投入します。使用するお湯は、高温すぎると衣類を傷めるおそれがあるため注意しましょう。
すぐ干せない場合の対処法
洗濯後すぐに干せない場合は、洗濯機の「乾燥機能」や「シワ取りモード」を使います。これにより、衣類のシワを最小限に抑え、乾燥が遅れても臭いやシワの発生を防ぎやすくなります。 可能であればタイマー機能を利用して、帰宅時間に合わせて洗濯を終わらせると便利です。
フィルター掃除の方法
洗濯機のフィルターは、定期的に掃除する必要があります。フィルターにゴミや糸くずが溜まると洗浄力が低下し、故障の原因になるため注意が必要です。 フィルターの位置は機種によって異なりますが、取り外して流水で洗い、ブラシで汚れを取り除きます。乾燥フィルターも同様に掃除しましょう。
黒カビが発生した場合の対策
洗濯機に黒カビが発生すると、衣類に臭いやカビが移ることがあります。黒カビを防ぐためには、洗濯槽クリーナーを使用して定期的に洗濯槽のお手入れをします。 また、洗濯機のフタを開けて通気を良くし、湿気を防ぐことも重要です。カビがひどい場合は、専門のクリーニング業者に依頼することを検討してください。
洗濯機を使う際の注意点
洗濯機を正しく使うためには、いくつかの注意点を守ることが重要です。衣類を傷めず、洗濯機の性能を最大限に活かすために、以下のポイントをしっかり押さえましょう。
洗濯機で洗える衣類か洗濯表示を確認する
洗濯機を使う前に、衣類の洗濯表示を必ず確認しましょう。 「手洗い」「ドライクリーニングのみ」などの表示がある場合は、洗濯機で洗うと縮んだり、ダメージを受けたりする可能性があります。 表示を守り、適切な方法で洗濯することが大切です。
洗濯槽に衣類を入れ過ぎない
洗濯槽に衣類を詰め込み過ぎると、洗浄効果が低下することがあります。衣類が動き回るスペースが必要になるため、洗濯機の容量の約80%を目安にしましょう。 過剰な負荷は洗濯機の故障原因にもなるので、適量を守ることが重要です。
洗濯が終わった後に長時間放置しない
洗濯が終わった後に、洗濯物を洗濯機の中に長時間放置すると、シワや臭いの原因になります。終了したらすぐに衣類を取り出し、干すことを心がけましょう。 とくに湿気の多い季節は、カビの発生リスクも高まるため注意が必要です。
洗濯物の色落ちに気をつける
新しい衣類や色の濃い衣類は、初めて洗う際に色落ちすることがあります。色落ちを防ぐために初回は単独で洗うか、ほかの衣類と一緒に洗う前に色落ちテストを行いましょう。 また、色移りを避けるために、色物と白物は分けて洗うのが基本です。
デリケートな衣類には洗濯ネットを利用する
デリケートな衣類や小物は、洗濯ネットを使って洗うことで、絡まりやダメージを防ぐことができます。洗濯ネットは、ブラジャーやストッキングなどの細かいアイテムにも有効です。 また、ネットを使うことで洗濯機の中での摩擦が減り、衣類が長持ちしやすくなるでしょう。
洗濯機の正しい使い方を覚えて毎日の洗濯を快適に
洗濯機の基本的な使い方や応用テクニック、注意点などをご紹介しました。正しい洗濯機の使い方をしっかり押さえることで、衣類をよりきれいに仕上げ、洗濯機の性能を最大限に活かすことができます。 日常の洗濯を正しく行うことは、大切な衣類を長持ちさせることにもつながります。洗濯機での洗濯をさらに快適にするために、ぜひご紹介した洗い方を実践してみてください。 また、洗濯機で洗えない大切な衣類のクリーニングなら、宅配クリーニングの「せんたく便」がおすすめです。 「せんたく便」なら洗濯機では洗えない衣類も、指定数と専用ダンボールの容量を上限として、料金一律でクリーニングが可能です。 コートやダウンなど、店舗には持ち込みにくい高価な衣類も、玄関先での受け渡しのみでクリーニングサービスが受けられます。 また、クリーニング後の衣類をそのまま最大11カ月お預かり可能な保管パックもご利用いただけます。大切なお洋服を長く楽しむために、ぜひ「せんたく便」をご活用ください。