コラム | 2023-05-09
古い汗染みの落とし方3選|効果的に落とすコツと汗染みの予防方法
古い汗染みの落とし方3選|効果的に落とすコツと汗染みの予防方法
着用した衣服には、汗や皮脂などの汚れが付着してしまいます。こうした汚れは、家庭で洗濯した場合でも落としきれないケースが少なくありません。 初めは目立たなかったとしても、時間が経つと古い汗染みとなってしまうため、注意が必要です。 本記事では、古い汗染みの落とし方を3つご紹介します。また、汗染みの予防方法や、クリーニングサービスもご紹介するため、衣替えシーズンにぜひお役立てください。
古い汗染みの原因と落とし方
洗濯で落としきれなかった洋服の汚れが、汗染みとなる場合があります。もしも汗じみができてしまったら、以下でご紹介する3つの方法をお試しください。
古い汗染みの原因
古い汗染みや黄ばみの原因は、洗濯で落としきれなかった汗や水分、皮脂汚れなどです。黄ばみが生じている場合は、酸化作用によりシミが黄色く変色しています。 いずれも肌が直接触れる部分に現れやすい症状といえるでしょう。たとえば、ワイシャツやジャケットの襟元や袖、脇の下などに汗じみが発生します。 こうした古い汗染みを自宅で落とすには、部分洗いが効果的です。また、黄ばみは酸素漂白などで還元することで酸素を取り除き、黄変を和らげられる可能性があります。
古い汗染みの落とし方
- ・酸素系漂白剤を使用する方法
酸素系漂白剤を直接シミに塗り込んでから洗濯するやり方をご紹介します。汗染みの落とし方の流れは、以下の通りです。
- Step1.シミの原因である皮脂を溶かすため、洗濯洗剤を塗り込む
- Step2.熱めのお湯に酸素系漂白剤を溶かしたものに、10~20分つけ置きする
- Step3.洗濯機で洗濯する
その際、傷みやすい生地や色柄物は、念のため目立たない部分で色落ちをチェックしてから行うと良いでしょう。 酸素系漂白剤は色柄物にも使えますが、場合によっては色落ちするおそれがあります。塩素系漂白剤は使用しないようにお気をつけください。
- ・食器用洗剤やクレンジングオイルを使用する方法
比較的新しい汗染みであれば、食器用洗剤(台所用洗剤)かクレンジングオイルで落とせる場合があります。シミの原因は主に汗に含まれる皮脂であるため、以下の手順でお試しください。
- Step1.ぬるま湯に汗染み部分を浸し、食器用洗剤かクレンジングオイルを塗り込む
- Step2.やさしく揉み洗いしながらシミに馴染ませる
- Step3.ぬるま湯ですすいで通常どおり洗濯する
- ・重曹を使用する方法
頑固な汗染みには、重曹を使用した方法が効果的です。重曹は油汚れを分解する性質を持ち、汗染みの原因である皮脂汚れを落としやすいとされます。 重曹はアルカリ性で、油汚れなどの酸性の汚れに有効です。以下の流れで汗染みをきれいにしましょう。
- Step1.重曹と酸素系漂白剤を1:1の割合で混ぜ合わせたペーストを使用する
※粉末タイプの酸素系漂白剤の場合、重曹と酸素系漂白剤の割合を1:2にしてお湯を少しずつ足し、ペースト状になるまで混ぜ合わせましょう。
- Step2.ペーストを歯ブラシなどで汗染みに塗り込み、スチームアイロンのスチームをかけるか、ドライヤーの熱で5分程度温める
※熱を加えることで酸素系漂白剤の効果が上がります。
- Step3.そのまま洗濯機に入れ、通常どおり洗濯する
古い汗染みをクリーニングで落とす費用の相場と予防方法
大切な衣服に付いた古い汗染みは、クリーニングで落とすことが可能です。ここでは、クリーニングの費用相場や、汗染みの予防方法についてお伝えします。
古い汗染みを落とす際のクリーニング料金の目安
古い汗染みを落とす場合、汗抜きやシミ抜きのオプションを付ける必要があります。シミ抜き料金の目安は500~5000円と幅があり、シミの種類や範囲、服の素材などによって料金が変わります。 また、金額はクリーニング店によって異なり、料金を公表していないサービスも少なくありません。シミ抜きの得手不得手も店によるため、店選びが肝心です。
古い汗染みの予防方法
- ・できるだけ早めに洗う
汗が乾いた後、時間が経てば経つほど汗染みができやすくなり、洗濯で落ちにくくなります。 まとめ洗い派の方は要注意です。衣服を汚れたまま放置しておくと、生乾きの臭いの原因にもなります。
- ・ベビーパウダーを付ける
汗染みができやすい部分にあらかじめベビーパウダーを付けておくことで、汗染みをできにくくする効果が期待できます。 ベビーパウダーには汗や皮脂を吸収する働きがあるためです。なお、ベビーパウダーは水溶性なので、生地に付いても洗濯すれば問題なく落とすことができます。
- ・収納前に洗うことを心がける
季節ものの衣類は、衣替えでクローゼットなどにしまう前に、必ず洗うようにしておきましょう。 汚れを落とさずに収納してしまうと、半年間ほど汚れが付いたままの状態になり、古い汗染みの原因になります。 宅配クリーニングでは、クリーニング後にそのまま保管してくれるサービスもあります。汚れをしっかりと落とした後に保管できるため、汗染みができにくい点がメリットです。
古い汗染みにお悩みの方は「せんたく便」へご相談を!
古い汗染みの付いた衣服をクリーニングに出すなら、便利な「せんたく便」がおすすめです。ここでは、ウェットクリーニングやシミ抜きにも対応可能な「せんたく便」の魅力をご紹介します。
宅配クリーニングサービスの「せんたく便」の特徴
「せんたく便」は、自宅にいながら衣類をクリーニングに出せるサービスです。「最速パック」や「保管パック」など、ニーズに合わせて選べる多彩なプランがあります。 サービスの特徴は、5点パックや10点パックなど、わかりやすいパック料金方式を採用している点です。ボタン取り付けや毛玉取り、シミ抜きなどは無料で行っています。オプション料金の追加で、撥水加工や花粉防止加工なども可能です。 配送時はシワにならないよう、オリジナル梱包で衣類をお届けいたします。「最速DXパック」であれば、立体ハンガーBOXで届くため、特にシワをつけたくない服におすすめです。
古い汗染みに効果的な「せんたく便」のウェットクリーニング
「せんたく便」のウェットクリーニングは、1点あたりの料金がドライクリーニングと変わりません。一つひとつ丁寧に検品し、衣類の種類や状態に合わせて適切な処理を行います。 古い汗染みにはウェットクリーニング、水で洗えない衣類はドライクリーニングといったように、服に合わせて使い分けるためご安心ください。
「せんたく便」の料金システム
「せんたく便」では、洗濯物の上限を5点や10点に定めたパック料金を採用しています。2回目以降はリピート割引が適用され、さらにお得になります。 なお、染み抜きやボタン取り付け、毛玉取り、再仕上げなどは無料で行っております。花粉防止加工や撥水加工などのオプションもございますので、ぜひご検討ください。
古い汗染みの落とし方や予防方法を押さえておきましょう!
ここまで、古い汗染みの落とし方や、予防方法までお伝えしました。着用時の汚れが付いたままの衣類は、時間の経過にともない汗染みや黄ばみが生じるおそれがあります。 特に注意したいのは、衣替えのタイミングです。家庭で落としきれない汚れは、クリーニング専門店に依頼して、清潔な状態で保管するようおすすめします。