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コラム | 2024-04-03

枕の適切な干し方|天日干し・陰干しの手順、快適さを保つ方法は?

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枕の適切な干し方|天日干し・陰干しの手順、快適さを保つ方法は?

毎日の睡眠時に肌へ直接触れることになる枕。日々の生活で私たちが寝具に触れる時間は意外と長いため、衣服と同じくこまめにお手入れをして、清潔に保ちたいですね。 枕を不衛生な状態のまま放置すると、ダニやカビ、雑菌が繁殖するおそれがあります。枕に触れる肌や頭皮が荒れる原因となり得るので注意が必要です。枕カバーを交換するだけでなく、枕自体も定期的にお手入れしましょう。 この記事では、枕の干し方や、枕カバーの洗い方などお手入れに関する情報をお伝えします。ご自宅の枕を清潔に保つために、ぜひ参考にお読みください。

枕を天日干しする方法

枕の天日干し

枕は定期的に天日干しすると湿気が取り除かれて清潔に保ちやすくなります。週に2回程度は干すのが望ましいでしょう。ここでは天日干しによるお手入れ方法をご紹介します。

天日干しの特徴

天日干しとは、枕本体に日光を直接当てる干し方のことです。短時間で枕の湿気を取り除けます。 また、直射日光に当てるので、紫外線によりダニや雑菌の繁殖を抑えることにもつながります。除菌効果や消臭効果を期待できるのが大きなメリットです。

天日干しに向いている枕の素材

枕にはさまざまな種類の素材が使われています。なかでも天日干しに向いているのは、そばがら、ひのき、小豆、コルマビーズ、パイプ、ポリエステル、綿などの素材です。 とくに、パイプ、ポリエステル、綿などが用いられた枕は、丸洗いが可能となっています。素材別に適切なお手入れを行いましょう。

枕を天日干しする方法

枕の天日干しに適したタイミングは、天気が良く湿度の低い日です。よく日が当たり、風通しの良い場所に枕を干しましょう。 その際は、日差しが強い時間帯に2~4時間程度干すのが目安です。途中で裏返して、枕の全面に日光が当たるようにしましょう。

枕を天日干しする際の注意点

お庭やベランダなどの屋外で枕を天日干しする場合、汚れが付着するのを防ぐためにも、花粉やPM2.5、黄砂の飛散が多い日は避けたほうが無難です。 また、15時以降は日差しが弱まり、湿気が発生しやすくなります。天日干しは15時までに済ませましょう。 枕を干した後は、全面に掃除機や寝具専用のクリーナーをかけるのが理想的です。表面についた髪や埃、ダニの死骸などを取り除いて清潔に保ちやすくなります。

枕の陰干しの仕方

枕を干す

枕のなかには直射日光を避けたほうが良い素材もあります。 天日干しに向かない素材は、陰干しする乾かし方もあるため、素材に適した方法で湿気を取り除きましょう。 ここからは枕の陰干しのやり方をご紹介します。

陰干しの特徴

枕のお手入れでは、日陰に干して湿気を取り除く「陰干し」という方法もあります。陰干しすると、直射日光に弱い素材を傷めずに風を通すことが可能です。 枕内部の湿気を取り除くだけでも、カビやダニの繁殖を防ぐ効果が期待できます。

陰干しに向いている枕の素材

枕の陰干しに適しているのは、高反発ファイバー、マイクロビーズ、羽毛、羽、ラテックス、ウレタンなどの素材です。 これらの素材は直射日光によって劣化しやすいことから、陰干しでお手入れすると良いでしょう。 なお、高反発ファイバー素材の枕は水洗いができるため、洗濯によって汚れを落として清潔に保てます。

枕を陰干しする手順

枕の陰干しでは、風通しが良くて日光が直接当たらない場所をお選びください。 日中に3~6時間程度干すのが目安です。室内に干す場合は、扇風機やサーキュレーター、衣類乾燥除湿機などを併用すると、効果的に風を当てて乾かしやすくなります。

枕を陰干しする際の注意点

枕を陰干しする際は、枕に日光が当たらないことを確認しましょう。その理由は、室内に干す場合でも時間が経つと太陽の位置が変わり、長時間にわたり日光が当たってしまうおそれがあるためです。また、夕方や早朝の時間帯は湿気を含みやすいため、屋外での陰干しは避けるようお気をつけください。 陰干しが完了したら、天日干しと同様に枕の全面に掃除機や寝具専用のクリーナーをかけて、表面についた汚れを落とすのがポイントです。

枕や枕カバーの洗い方

枕カバーを外す女性

枕や枕カバーの素材によっては、ご家庭での洗濯が可能です。丸洗いすると皮脂の汚れやホコリなどを落として清潔に保てます。ここでは枕や枕カバーの洗濯方法をご紹介します。

枕の洗い方

  • ・洗濯可能な枕の種類

    枕の素材のなかでも、パイプ、ポリエステル、綿、高反発ファイバーを使用したアイテムは洗える場合があります。 デザインや表布の素材により洗濯できない可能性もあるため、事前に洗濯表示をご確認ください。 また、丸洗い可能な枕であっても、洗濯機ではなく手洗い推奨のケースもあるため注意が必要です。

  • ・枕を洗う手順

    枕にシミや黄ばみがある場合は、衣類全体を洗う前に、気になる部分の汚れをピンポイントで落とすとキレイに洗えます。先にシミ抜きを行ってから洗濯しましょう。 洗濯機で洗う場合、枕と同じサイズの洗濯ネットに入れて、「手洗いモード」や「布団モード」のような弱水流のコースを選択します。 ネットに入れると型崩れや生地の劣化を防げるだけでなく、枕の中身が洗濯機内にこぼれるトラブルを防ぐ上でも有効です。 手洗いする場合は、中性の洗濯洗剤を溶かした水の中でもみ洗いしましょう。枕に洗剤が残らないように、何度か水を換えながらしっかりとすすぐことが大切です。 洗濯後は短時間の脱水を行った上で、中身の素材が偏らないように、手で均等に整えてください。 また、内部に湿気が残るとダニや雑菌が繁殖する原因となるため、枕の中が完全に乾き切るまで干して乾燥させましょう。

枕カバーの洗い方

枕を清潔に保つためにも、枕カバーは週2~3回を目安に交換するのが望ましいといえます。 枕カバーの汚れ具合は、入浴のタイミングや体質によって異なるので、ご自身のライフスタイルに合わせて頻度を調整すると良いでしょう。 枕カバーを洗う際も、事前に洗濯表示を確認して、水洗いができるかチェックしてください。洗濯可能な場合、通常の洗濯物と一緒に枕カバーを洗うこともできます。 枕カバーの汚れや臭いが気になる場合は、浸け置き洗いを行うと効果的です。その際は、洗濯洗剤が入ったぬるま湯に枕カバーを浸けて、30分ほど置いた後に洗濯します。

忙しくても枕を快適に保つ方法

多忙でなかなか寝具のお手入れができない方は、以下でお伝えする簡単な方法をお試しくさい。最後に、枕を清潔に保つためにできる工夫をご紹介します。

朝起きたら枕を立てる

起床直後の枕には、就寝中にかいた汗などが付着し、湿気が含まれています。寝ている間の湿気を外へ逃すためにも、起きたら枕を立てかけましょう。 枕を寝かせた状態にしておくと、ベッドと接している面に湿気が残りやすくなります。可能であれば、風通しが良い場所に枕を置いておくのも良いでしょう。

寝室に消臭・除菌用のスプレーを常備する

寝具専用の消臭・除菌用スプレーを使用すると、臭いを抑える効果が期待できます。 成分によっては、カビやダニ対策にも効果的です。ただし、枕の素材によってはスプレーが適していない場合があるため、成分や使用上の注意をご確認の上でお使いください。

便利グッズを活用する

枕ハンガーや枕干しネットのような便利グッズを使うと、枕を効果的に干すことが可能です。 枕を吊すと通気性が高まり、全面に風を通しやすくなります。干した枕を裏返す手間を省けるだけでなく、省スペースで干せる点もメリットです。

定期的にプロに依頼する

クリーニング店に枕のお手入れを任せるのも一つの手です。定期的にクリーニングに出せば、忙しい方でも枕を清潔に保てます。 クリーニング業者に依頼すると、ご自宅でお手入れするよりも枕を傷めるリスクが少ない点でも安心です。布団と併せて枕もクリーニングに出すようおすすめします。

正しい干し方で枕をお手入れして寝具を清潔に!

ここまで、枕の適切な干し方を解説しました。枕は素材によってはご自宅でもお手入れが可能です。 こまめにお手入れできると理想的ですが、忙しい方には難しいかもしれません。そんなときは、便利な宅配型クリーニングサービス「せんたく便」をご利用ください。 「せんたく便」では、布団のほか枕や毛布といった寝具のお手入れに特化した「ふとんパック」もご用意しています。清潔に保ちたい寝具のケアは、ぜひプロにお任せください。

宅配クリーニングのせんたく便

住所/滋賀県彦根市大堀町380-1

TEL/0120-096-929

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