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コラム | 2023-02-08

漂白剤の使い方と注意点|種類別の特徴と目的別の正しい利用法は?

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漂白剤の使い方と注意点|種類別の特徴と目的別の正しい利用法は?

漂白剤は、洗濯物の汚れを落としたり、衣類の除菌・漂白に使ったりと、目的に合わせて活用できる便利な洗剤です。ただ、「混ぜるな危険」の表記があることや色落ちするイメージがあることから、「取り扱いが難しそう……」と手を出せずにいる方も多いのではないでしょうか。 漂白剤は使い方をしっかり守れば、衣類をよりきれいに、清潔に保つことができます。今回は、漂白剤の種類別の特徴や正しい使用方法、注意点などをご紹介します。

漂白剤の基礎知識

漂白剤は、正しい使い方をすれば衣類をより清潔に洗うことができます。まずは、漂白剤の種類とそれぞれの特徴、注意点をご紹介します。

漂白剤の種類と特徴

  • ・大きな分類は「酸化型」と「還元型」の2つ
    漂白剤は洗剤と異なり、汚れを分解、または別の物質に変化させることでキレイにします。漂白剤の汚れの分解方法には、「酸化型漂白剤」と「還元型漂白剤」の2種類があります。酸化型漂白剤は、汚れと酸素を結びつけて色素を分解するメカニズムが特徴です。還元型は汚れから酸素を奪うことで色素を除去し、シミを落とします。 還元型漂白剤は弱アルカリ性の漂白剤で、酸素型に比べると漂白力が弱く、殺菌効果もありません。ただ、汗による黄ばみや鉄サビによる汚れなどに強いという特徴があります。衣類の色を変化させるおそれがあるため、白物のみに使用し、色柄物は避けたほうが無難です。

  • ・酸化型漂白剤は「酸素系」と「塩素系」に分かれる
    酸化型漂白剤には、「酸素系漂白剤」と「塩素系漂白剤」の2種類があります。塩素系漂白剤は漂白力が強く、除菌・抗菌・防臭効果も高いという特徴があります。 ただし、白物には効果的ではあるものの、アルカリ性で衣類の染料まで分解してしまうため、色柄物の洗濯には不向きです。さらに塩素は生地も傷めやすいため、長時間のつけ置きは厳禁とされています。アルカリ性のため、毛・シルク・ナイロンなど、素材によっては使用できない場合がある点にも注意しましょう。 酸素系漂白剤は、粉末タイプと液体タイプに分かれます。液体タイプよりも粉末タイプのほうが漂白力は高いという特徴があります。粉末タイプは弱アルカリ性のため、毛やシルクなどの素材や水洗い不可の衣類には使用できません。 液体タイプは、水洗い不可の衣類以外は使用可能です。塩素系漂白剤に比べ漂白力は劣るものの、弱酸性のため色柄物でも使用できます。

漂白剤を使う際の注意点

  • ・漂白剤を使用できない衣類がある
    衣類の素材は、「すべての漂白剤を使用できるもの」「酸素系漂白剤のみ使用可能なもの」「漂白剤を使用できないもの」に分かれます。洗濯前に洗濯表示をしっかり確認しておくことがポイントです。

  • 漂白処理

  • ・異なる種類の漂白剤は混ぜない
    塩素系漂白剤と酸素系漂白剤などは、混ぜて使用すると本来の漂白効果が期待できない可能性があるため避けましょう。とくに、塩素系漂白剤の場合は酸性タイプの洗浄剤を混ぜると有毒な塩素ガスが発生してしまうため、取り扱いには注意が必要です。 通常、パッケージに目立つ文字で「混ぜるな危険」などの記載があります。漂白剤の使用前に、注意点や使用量などをしっかり確認しましょう。

  • ・台所用漂白剤は洗濯用に使用しない
    台所用漂白剤も次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする漂白剤ですが、衣料用漂白剤とは成分の配合が違う可能性があります。台所用漂白剤は、主に食器やふきん、まな板などのキッチン用品の除菌をするときに使用します。 漂白剤は用途に合わせて使用することが大切であるため、台所用漂白剤を洗濯に使用しないようにしましょう。また、手洗いする場合は、手肌を守るためにゴム手袋の着用がおすすめです。

【目的別】漂白剤の使い方

漂白剤には種類があり、それぞれ汚れを落とすメカニズムや特徴が異なります。ここでは、目的ごとに漂白剤の適切な使い方をご紹介します。

衣類を全体的に漂白したいとき

全体的に広がったシミやくすみ、黄ばみを落としたいときはつけ置き漂白が効果的です。白物はより白く、色柄物はより色鮮やかになります。 洗面器やたらいに張った40℃程度のぬるま湯に、適量の「酸素系漂白剤」と洗濯洗剤を溶かし、30分~2時間つけ置きしましょう。色落ちが心配な衣類には、事前に色落ちチェックをしておくことが大切です。つけ置き後は、液ごと洗濯機に入れて通常通り洗濯します。 酸素系漂白剤で落としきれなかった汚れは、「還元型漂白剤」で落とせる場合があります。あまり頻繁に漂白剤を使うと、生地を傷めてしまう可能性があるので要注意です。家庭で落としきれなかった汚れは、クリーニング店に任せてみても良いでしょう。

部分的なシミ汚れを落としたいとき

時間が経って落ちにくくなった頑固なシミや、襟・袖口の黒ずみ汚れ、繊維にしみ込んだ汗染みなどは、漂白剤を直接塗って染み抜きする方法が効果的です。 部分的なシミに液体タイプの「酸素系漂白剤」を直接塗って、漂白剤を十分しみ込ませましょう。漂白剤は高い温度で効果が出やすい性質があるため、塗り込んだ後にドライヤーの熱風を1分程度当てると、より漂白効果が高くなります。規定の時間放置した後は、通常通り洗って完了です。

雑菌やウイルスを除菌・殺菌したいとき

漂白剤は雑菌やウイルス除去、消臭にも効果的とされます。40℃程度のぬるま湯に「塩素系漂白剤」と中性洗剤を溶かし、ニオイの気になる衣類を30分~2時間つけおきしましょう。 衣類が傷むのを防ぐために、つけ置きの時間は2時間を限度とするのがおすすめです。つけ置き後は、液ごと一緒に洗濯機に入れていつも通り洗濯して完了です。いずれも、漂白剤が使えない衣類と混ぜて洗わないように注意してください。

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「せんたく便」では、大切な衣類をより快適に長持ちさせるためのオプションサービスをご用意しています。撥水加工・花粉防止加工・防虫防カビ加工・プラチナ加工など、自由に選んで組み合わせることも可能です。 ぜひ目的に合わせてお選びください。オプションは、各パック料金にオプション料金をつける形で注文できます。ただし、プラチナ加工はDXパックにのみ対応可能のためご注意ください。

漂白剤を適切な使い方で活用して衣類をもっときれいに保とう!

漂白剤の種類やそれぞれの特徴、適した使い方、注意点などをご紹介しました。漂白剤は、正しく使わないと期待していた効果が得られなかったり、色落ち・色移りなどのトラブルが起きてしまったりする可能性があります。失敗したくない大切なお洋服や、漂白剤自体が使用できない衣類をきれいにしたいときは、ぜひ「せんたく便」をご利用ください。

宅配クリーニングのせんたく便

住所/滋賀県彦根市大堀町380-1

TEL/0120-096-929

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