コラム | 2023-02-09
新生児の洗濯物は大人と分けたほうが良い?基本の洗い方と注意点
新生児の洗濯物は大人と分けたほうが良い?基本の洗い方と注意点
大人よりもデリケートな肌の赤ちゃん。とくに生まれてから1カ月も経っていない新生児の赤ちゃんは、少しの刺激が肌荒れにつながるため注意が必要です。購入したばかりの新品のベビー服にはホルムアルデヒドが付着している可能性があるため、水通しをするのが一般的です。 そのため、洗濯する際は大人用の服と洗い分けたり、ベビー用の洗濯洗剤を使ったりして、気をつけているというご家庭も多いのではないでしょうか。この記事では、新生児の服を大人のものと分けて洗う理由や基本の洗い方、注意点などをご紹介します。いつまで分けて洗うべきかでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
新生児の洗濯物は大人のものと分けて洗うべき?
赤ちゃんの洋服や肌着を洗うときは、洗剤や洗い方に気を遣うという方も多いでしょう。まずは、新生児の服を大人の服と分けて洗濯する理由や、期間の目安についてご紹介します。
新生児の服と大人の服を分けて洗濯する理由は?
赤ちゃんの肌は、大人と比べて半分程度の厚みしかありません。そのため、大人と同じ洗剤を使った服を着ると肌荒れを起こすことがあります。新生児の服を洗濯する際は、大人の服とは別にして、赤ちゃん用洗剤で洗うと安心です。 一般的に赤ちゃん用洗剤には、赤ちゃん用の衣類には避けたい洗浄成分の「合成界面活性剤」や「漂白剤」、「蛍光増白剤」が配合されていません。これらの成分は、赤ちゃんの肌には刺激が強いため、肌荒れやアレルギーの原因になる可能性があるといわれています。 パッケージに「無添加」と記載されていても、添加物が一切入っていないとは限りません。刺激の強い成分が含まれていることもあるため注意しましょう。 しかし、時短などの効率面を優先し、新生児の服を大人の服と一緒に洗うという家庭もあります。赤ちゃんに肌トラブルが起こらないようであれば、別々に洗わなくても大丈夫です。大人の服と一緒に洗うタイミングは、赤ちゃんの肌の様子を見ながら決めてみましょう。 ただし、汚れがひどいものや色落ちが心配なものは一緒にせず、個別で洗うことがおすすめです。事前に手洗いしてから洗濯機を使ったほうが良いでしょう。
新生児の服と大人の服を分けて洗濯するのはいつまで?
赤ちゃんの洗濯物と大人の洗濯物をいつまで分けて洗うべきか、全部分けるべきかなど、明確な基準はありません。赤ちゃんの肌の状態や体質によっても変わってくるため、まずは生後1カ月までを目安にして、別々で洗うのが望ましいといえます。 大人の服と一緒に洗う場合も、洗剤の洗い残りを防ぐために、0歳のうちは洗剤の量を少なめにして様子を見るのがおすすめです。赤ちゃんの肌の様子を見ながら、洗剤の使用量を徐々に増やすようにしましょう。
新生児の服を洗濯する方法と注意点
新生児の服は、ベビー服特有の仕様や新生児ならではの汚れがあるため、いつもの洗濯とは気をつけるべきポイントが異なります。新生児服の洗濯方法と注意点を解説します。
新生児の服を洗濯する方法
- ・基本的な洗い方
ベビー服は、洗濯ネットに入れて洗うことがおすすめです。ベビー服は紐のついたものや面ファスナーがついたものが多いため、ほかの洗濯物に絡まったり張り付いたりする事態を防げます。 また、ベビー服がほつれて糸が出てしまうと、赤ちゃんに着せたときに糸が絡まるおそれがあり危険です。ネットに入れれば、衣類の負担も減らせるため糸のほつれも防止できます。 洗剤は低刺激の赤ちゃん専用のものを使用し、入れすぎないように注意しましょう。規定量より多く入れるとすすぎ残しが出やすいため、赤ちゃんの肌に負担になってしまうおそれがあります。 コースは洗濯機の標準のもので問題ありませんが、すすぎはとくにしっかりと行うようにしてください。洗剤が残らないように、2回以上すすぎを行うと安心です。洗剤のすすぎ残しは、赤ちゃんの肌には刺激が強すぎて、肌荒れや洗剤かぶれなどを引き起こすおそれがあります。 脱水後は、天日干しや乾燥機などでしっかりと乾かしましょう。生乾きの状態が続くと雑菌が繁殖しやすいため、すぐに乾燥させることが大切です。部屋干しは生乾きになりやすいため、サーキュレーターで空気を循環させることがおすすめです。
- ・ミルクや母乳、果物ジュースで汚れた場合の洗い方
ミルクや母乳がこぼれてしまったら、まずは汚れた箇所を水、またはぬるま湯で洗い流します。たんぱく質汚れは熱湯では固まってしまうため、使用するお湯の温度には気をつけましょう。 放置すればするほど汚れが繊維に染み込んで落ちにくくなるため、なるべく早めに対応するのがコツです。酸素系漂白剤に15分ほどつけ置きし、その後は通常どおりに洗濯すると綺麗に汚れが落ちるでしょう。
- ・排泄物で汚れた場合の洗い方
固形の便がある場合は取り除いてから、水で洗い流します。シミ汚れが落ちない場合は、つけ置き洗いが効果的です。たらいやバケツなどに水を張り、洗剤を溶かして30分ほどつけ置きます。その後は通常どおりに洗濯しましょう。
新生児の服を洗濯するときの注意点
赤ちゃん服を洗濯する前に、洗剤の成分表示をチェックすることをおすすめします。パッケージに「無添加」の表記があるとしても、肌への刺激が強いとされる成分が入っている商品は、避けたほうが無難です。たとえば、合成界面活性剤や蛍光増白剤、着色料、香料などは、新生児の肌には刺激が強い成分といえます。 また、液体タイプの洗濯用洗剤よりも、粉タイプのほうが洗浄力は高いものの、溶け残りやすすぎ残しが起こりやすいという特徴があります。ドラム式洗濯機など、少ない水で洗う洗濯機の場合は、水に溶けやすい液体洗剤がおすすめです。 香りの強い柔軟剤なども避けたほうが良いでしょう。嗅覚の鋭い赤ちゃんにとって刺激が強く、体調に影響が出てしまう可能性があります。どうしても柔軟剤を使用したい場合は、香りの弱いものや、赤ちゃん専用柔軟剤などの活用がおすすめです。
新生児の洗濯物に困ったら「せんたく便」の活用がオススメ!
新生児期は、吐き戻しや排泄漏れなどが起きやすく、洗濯物が一気に増える時期といえます。服だけではなく、布団やタオル、抱っこ紐など、ケアしなければならないアイテムもたくさんあります。育児や家事で忙しい新生児期の洗濯物に困ったら、ぜひ「せんたく便」をご活用ください。
「せんたく便」が子育て世帯におすすめの理由
「せんたく便」は、創業から60年以上続く便利な宅配クリーニング店です。宅配業者を利用して集荷・配達を行うため、自宅にいながら衣類や寝具などをクリーニングに出せます。子育て中で忙しく、クリーニング店に持ち込む時間も手間も惜しいパパ・ママにおすすめのサービスです。 用途に合わせ、さまざまなパックがあることも魅力の一つ。お申し込みから最短5営業日で届く「最速パック」や、ベビー布団も洗える「ふとんパック」など、便利なパックを取り揃えています。小さなお子様がいるご家庭には、ぬいぐるみの型崩れを防ぎながらきれいに洗える「ぬいぐるみパック」もおすすめです。
新生児の子育て中にも役立つ「チャイルドシート・ベビーカークリーニング」
赤ちゃん連れのお出かけに欠かせないチャイルドシートやベビーカーは、新生児期から活用される方も多いでしょう。きれいに見えても、飲みこぼしや食べこぼし、汗、よだれなどで思った以上に汚れているものです。子どもが使用するチャイルドシートやベビーカーは、「せんたく便」で定期的に隅々までお手入れして清潔を保ちましょう。
新生児服の洗濯は赤ちゃんの肌に合わせて適切に
赤ちゃんの肌は非常にデリケートなため、新生児のうちは大人の服と分けて洗濯するのがおすすめです。洗剤もできるだけ低刺激の赤ちゃん用のものを使用し、すすぎ残しのないように気をつけましょう。 しかし、新生児期は赤ちゃんのお世話で毎日忙しく、大人の服と分けて洗うのはかなりの負担になることも。忙しくて洗濯に手が回らないときは、「せんたく便」の宅配クリーニングをぜひご活用ください。