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コラム | 2023-02-10

ワインの正しい染み抜き方法4選|今すぐできる応急処置と注意点は?

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ワインの正しい染み抜き方法4選|今すぐできる応急処置と注意点は?

赤ワインや白ワイン、ロゼワイン、オレンジワインなどのワインは、洋服やカーペットなどに付くとシミになってしまうことがあります。特に、色素の濃い赤ワインのシミは目立ちやすく、落とすのも大変です。 汚れたらすみやかに染み抜きを行いましょう。今回は、効果的な染み抜きのコツや応急処置の方法、染み抜き時の注意点をご紹介します。ワインのシミに困ったときは、ぜひ参考にしてみてください。

ワインの染み抜きをする4つの方法

ワインのシミができてしまったら、漂白剤や洗剤などを使って洗うことがおすすめです。まずは、ワインの染み抜き方法や手順をご紹介します。

酸素系漂白剤を使う

ワインのシミが付いてしまったときに試してみたいことのひとつが、酸素系漂白剤で洗う方法です。40~50℃のお湯に漂白剤を混ぜ、シミが付いてしまった服を浸けて10分ほど放置してみましょう。お湯と漂白剤が化学反応を起こして、汚れを落としやすくなります。 汚れが落ちづらい場合には、中性洗剤での洗濯を数回行ってから、漂白剤に浸けてみましょう。ただし、柄物や色物の衣類は柄や色が薄くなる可能性があるため、浸け置きは避けることがおすすめです。色落ちや変色が心配な場合は、目立たない部分に漂白剤を付けてテストしてみましょう。

塩素系漂白剤を使う

塩素系漂白剤は漂白力が強い点が特徴です。一般的な衣服に使用してしまうと、生地にダメージが生じてしまいます。衣類ではなく、じゅうたんやカーペット、テーブルクロスなどの染み抜きをするときに使用しましょう。 ただし、柄物や染めものは色落ちする可能性があるため、使用は避けたほうが無難です。白無地で傷みにくいアイテムの染み抜きに使うと良いでしょう。 塩素系漂白剤を使う場合は、歯ブラシに少しだけ付けて、シミのある部分をトントンと叩きます。シミが落ちたらいつもと同じように洗濯しましょう。

重曹を使う

重曹は炭酸水素ナトリウムのため、酸性の汚れに効果があるとされます。ワインのシミは酸性の汚れにあたるため、重曹で落とせることがあります。 シミの上に重曹を付けてから、お湯をかけてみましょう。その後、もみ洗いを行います。それほど時間が経っていないシミであれば、この方法でも落とせるかもしれません。

台所用洗剤を使う

キッチンで使っている台所用洗剤(食器用洗剤)で、ワインのシミが落とせることがあります。シミの部分を水で濡らしてタオルを当て、裏返しておきましょう。裏側から洗剤を垂らし、手で叩いてタオルにシミを移していきます。擦るとシミが広がりやすいため気をつけましょう。 ただ、赤ワインのように色が濃いシミは、完全には落とせない可能性があります。そんなときは、酸素系漂白剤を併用することがおすすめです。台所用洗剤を洗い流してから漂白剤をシミに塗り込み、いつも通りに洗濯しましょう。

外出先でもできるワインの染み抜きの応急処置

ワインのシミは時間が経つと落ちにくくなるため、放置しないことが大切です。すぐに洗濯ができない場合であっても、応急処置をするかしないかでシミの落ちやすさは変わります。 本格的な染み抜きが難しい外出先でも、以下のような方法で応急処置を行いましょう。

塩を揉み込む

塩にはワインの汚れを吸収する効果があるとされます。シミの部分に塩を揉み込んでみましょう。15分ほど放置すると、シミが薄くなるはずです。 塩であれば外出先の飲食店でも入手しやすいため、気軽に試しやすい方法といえるでしょう。 ただし、このやり方は大量に広範囲でこぼしてしまったときに有効です。少量のワインのシミでは、それほど効果が見られない点に留意しましょう。

炭酸水をかける

炭酸水をシミにかけると汚れが浮き、シミを落とせることがあります。ただし、時間が経ったものには有効とはいえません。 できたばかりのシミであれば効果があるかもしれませんが、帰宅後に酸素系漂白剤などを使って染み抜きをしたほうが良いでしょう。

白ワインをかける

「赤ワインのシミに白ワインをかけると汚れが落ちる」という話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。ただ、白ワインをシミにかけても、完璧にキレイにできるわけではありません。 ワインのシミの原因は、ワインに含まれるタンニンやアントシアニンなどです。白ワインにもタンニンが含まれているため、シミにかけても、かえって汚れてしまう可能性があります。白ワインを使って染み抜きをするのは避けたほうが良いでしょう。

ワインの染み抜きを行う際の注意点

ワインの染み抜きをする際は、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。以下の注意点を押さえておきましょう。

シミが付いてしまったら長時間放置しない

ワインのシミは水溶性で、水に溶けやすい特徴があります。シミができた直後であれば落としやすいため、汚れた部分を元通りにすることも可能です。 ただし、時間の経過とともに汚れを落としづらくなる場合があります。ワインをこぼしてしまった場合はなるべく早く対処することが大切です。 すぐに洗濯ができない場合には、塩や炭酸水を使用して応急処置しましょう。それも難しい場合は、シミの下に乾いたタオルやハンカチなどを置き、上から濡れたティッシュなどで軽く叩いて、簡単な応急処置を行います。 下に置いたタオルなどにシミを移すようなイメージです。無理に擦ってシミを広げてしまわないように気をつけましょう。

次亜塩素酸塩系の漂白剤は他の漂白剤と混ぜない

ご紹介したように、ワインの染み抜きでは酸素系漂白剤や塩素系漂白剤などを使用することがあります。注意したいのが、塩素系漂白剤の取り扱いです。 塩素系漂白剤は、アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムを主成分としています。対して、酸素系漂白剤の場合は、弱アルカリ性の過炭酸ナトリウムや、弱酸性の過酸化水素を主成分としています。 塩素系漂白剤は、酸性のものと混ぜることで塩素ガスが発生して危険です。そのため、酸素系漂白剤をはじめ、ほかの漂白剤や洗剤などと混ぜてしまわないように気をつけましょう。

水洗い不可やデリケートな服は自力で解決しようとしない

服の素材によっては、無理に擦ったり、引っ張ったりすることで、繊維を傷めてしまう可能性があります。染み抜きの前に、洗濯表示を確認しておきましょう。 2016年12月からは新洗濯表示が採用されており、家庭洗濯が可能な服には洗濯桶のマークが記載されています。桶の中に書かれた数字は、上限となる液温です。 例えば、洗濯桶に60と書かれたマークは、液温60℃を上限として洗濯機で洗えることを示しています。 洗濯桶に×のマークがある場合は、家庭で水洗いすることはできません。クリーニング店に任せることをおすすめします。 また、旧洗濯表示では「手洗イ30」というマークが存在します。液温30℃を上限として手洗いできるという意味です。ただ、このマークが付いた服は大変デリケートなものが多く見られます。 できれば自力での染み抜きは避けたほうが良いでしょう。この場合も、プロに任せてクリーニングに出すことがおすすめです。

ワインの染み抜きに困ったら「せんたく便」にご相談ください!

ワインのシミは、すみやかに対処することで落とせる可能性があります。汚れてしまったら、できるだけ早めに染み抜きを行いましょう。 それでも、ご自宅でキレイにシミを落とすのは難しいこともあります。困ったときは、高品質なクリーニングが自慢の「せんたく便」をご利用ください。「せんたく便」は便利な宅配クリーニングサービスです。プロの職人が、一つひとつ丁寧に染み抜きを行います。 また、染み抜きをはじめ、毛玉・毛羽取りやボタン補修、再仕上げなどはすべて無料です。無料の範囲で対応できないシミの場合は返却時にタグでお知らせいたします。詳しいサービス内容は、各パックの詳細ページをご確認ください。

宅配クリーニングのせんたく便

住所/滋賀県彦根市大堀町380-1

TEL/0120-096-929

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