コラム | 2023-02-15
自宅でぬいぐるみをお手入れ・洗濯する方法、おすすめの専門サービス
自宅でぬいぐるみをお手入れ・洗濯する方法、おすすめの専門サービス
ぬいぐるみは子供の情緒面に良い影響があるといわれますが、同時に雑菌の温床になっている可能性があります。手垢やホコリなどで汚れやすいので、正しいお手入れをしないとアレルギーの原因にもなるのです。 そこで本記事では普段のお手入れ方法や自宅で洗濯する方法について解説します。洗濯方法は手洗いと洗濯機の2種類を紹介するので、お好きな方で洗ってみてください。お子様がぬいぐるみを安心して使えるよう、清潔な状態を保ちましょう。
ぬいぐるみの普段のお手入れ方法
ぬいぐるみには目に見えないダニやホコリがたくさん付着しています。まずはブラシや掃除機などを用いた日常的なお手入れを紹介します。
こまめなブラッシング
ぬいぐるみは置いたままにしておくとホコリを被りやすいため、こまめに取り出して定期的にブラッシングしましょう。表面のホコリを取り除くことで、毛羽立ちや毛玉の発生を防ぐことができます。 ブラシの種類に関しては、ぬいぐるみ専用のブラシも販売されていますが、洋服用のものや硬めの歯ブラシで代用しても大丈夫です。注意点として、力任せなブラッシングは傷みや糸のほつれにつながるので、毛並みを整えるためにも優しいブラッシングを意識しましょう。
掃除機の使用
ぬいぐるみには、ホコリ・カビ・フケ・手垢・食べかすなどが付着しているため、掃除機で吸引して綺麗にしましょう。使用時はアタッチメントを変えて吸引口を小さくしておくと使いやすいです。その際、外れやすいパーツや壊れやすいパーツがある場合は吸引力を調整します。
晴れた日の天日干し
ぬいぐるみを天日干しすることで、ダニの駆除ができます。内部のダニまで死滅させるためには、ビニール袋に入れた状態で30分ほど天日干しするのがおすすめです。ただし、革製や電池内蔵のぬいぐるみは故障や傷みにつながるため、この方法は避けましょう。
ぬいぐるみを自宅で洗濯する手順とポイント
ぬいぐるみの洗濯方法について、手洗いと洗濯機での洗い方について解説します。洗濯機は生地への負担が大きく型崩れのリスクがあるので、基本的には手洗いがおすすめです。
事前準備と必要な道具
事前に洗濯表示を見て、手洗いや洗濯機の使用が可能か確認しておきましょう。もしも洗濯表示がなければ、素材などを参考に自分で判断することになります。洗濯できない素材としては、ウール素材、革素材などがあります。中身の素材は、ポリエステル・ビーズ・パイプ以外が入っていると洗濯できません。 その他、色落ちするもの、アンティーク系、機械入りのもの、接着剤が使われているもの、サイズが大きすぎるものは家庭で洗わないようにしましょう。これらを考慮して洗濯可能であれば、以下の道具を用意します。
- ブラシ
- おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)
- 柔軟剤
- 洗濯ネット
- 洗い桶(バケツや浴槽など)
- タオルなど
- 平干しハンガー
洗濯前にはぬいぐるみを軽くブラッシングしてホコリを取っておきましょう。 ちなみに、今回紹介する2種類の洗濯方法は水洗いですが、水を使わずに重曹だけで綺麗にする方法もあります。皮脂や臭いを落とす効果があるので、水洗いができない方は試しても良いでしょう。
ぬいぐるみを手洗いする手順
- STEP1.洗い桶にぬるま湯と中性洗剤を入れる
ぬいぐるみが入るサイズの洗い桶にぬるま湯を張り、中性洗剤を溶かします。洗剤の量の目安は、バケツや洗面器を使う場合、洗剤付属のキャップで5mm〜1cmほどです。
- STEP2.押し洗いする
洗剤液に浸したぬいぐるみを、5分ほど優しく押すように洗います。ポイントはこすり洗いをしすぎないことです。摩擦で繊維が絡まり毛玉ができてしまうため、汚れがひどい箇所のみ軽くこするようにしましょう。
- STEP3.すすぎを行う
洗い桶の水を3回以上入れ替えて、すすぎ洗いします。この際もぬいぐるみを押すようにすすぐのがコツです。洗剤が残ると生地が変色するので、念入りにすすぎましょう。
- STEP4.浸け置きする
洗い桶に再びぬるま湯を張り、柔軟剤を溶かします。そこにぬいぐるみを20〜30分浸け置きして、ふんわりとした毛並みに仕上げます。柔軟剤の量は先ほどの洗剤と同量が目安です。
- STEP5.脱水・乾燥を行う
洗い終わったぬいぐるみをタオルで包み、優しく水気を切りましょう。タオルにくるんだ状態で洗濯ネットに入れ、洗濯機の脱水機能を使います。長く脱水すると中綿のズレにもつながるので、10秒程度で終えるようにしてください。最後にブラッシングをして、風通しの良い場所で陰干しして完了です。
ぬいぐるみを洗濯機で洗う手順
- STEP1.ぬいぐるみを洗濯ネットに入れる
洗濯機での洗濯はぬいぐるみに強い力がかかるので、洗濯ネットに入れて保護しましょう。リボンなどの装飾品があれば外しておきます。
- STEP2.優しく洗えるモードで洗濯する
ドライコース、おしゃれ着コース、手洗い(ウール)コース、弱水流などの、優しいモードを選びましょう。標準コースと比べて洗濯槽の動きが少なく、シワや型崩れが起きにくくなります。洗剤は付属のキャップで5mm〜1cm程度の量を入れましょう。
- STEP3.タオルに包んで脱水
普段通りの脱水はぬいぐるみに刺激が強すぎるため、脱水前には洗濯機から取り出しましょう。そしてタオルに包んだ状態で改めて洗濯ネットに入れて、10秒だけ脱水します。
- STEP4.乾燥を行う
毛の流れに逆らって軽くブラッシングした後に、風通しの良い日陰で乾燥させます。洗濯バサミやハンガーなどで吊り下げると型崩れを起こすので、平干し用のハンガーを使いましょう。
大切なぬいぐるみは、お手入れに加えてプロのクリーニングを
ぬいぐるみのお手入れはブラシなどで簡単に行えますが、洗濯は注意事項が多く難しいかもしれません。お子様のためにもプロのクリーニングを頼ってはいかがでしょうか
ぬいぐるみにクリーニングがおすすめの理由
大切なぬいぐるみは定期的なクリーニングでメンテナンスすることをおすすめします。自宅でふんわりと仕上げるには技術が必要で、トラブルも起こりやすいためです。洗濯表示では水洗い可能となっていても、縮み、傷み、色落ち、型崩れなどが生じることがあります。 その点、クリーニング店に頼めばプロの技術で清潔で綺麗な状態にしてくれます。また、シミ抜きや軽いほつれの修繕に無料対応してくれるお店もあります。
ぬいぐるみのクリーニングの料金相場
クリーニング店でのぬいぐるみの料金相場は、30cm未満で1,000~2,000円くらいです。50cm未満の場合は、2,000~2,500円くらいになります。ただし、ぬいぐるみのサイズや装飾品の有無、お店によって料金は変わります。また、ぬいぐるみのクリーニングに対応していないお店もあるので、HPや電話で事前に確認しておきましょう。
ぬいぐるみのクリーニングには「せんたく便」がおすすめ
せんたく便は、ネットや電話で注文できる宅配クリーニングの老舗です。ご自宅にいながら指定の時間に集荷依頼できるのがメリットです。洗濯物を段ボールか専用のバッグに詰めておけば、あとは配送業者に洗濯物を預けるだけです。最短5営業日でご自宅にお届けするので、引き取りの手間もありません。無料特典も充実しており、シミ抜きや毛玉・毛羽取り、配送料などは全て無料です。 そして、ぬいぐるみ専用のクリーニングサービスとして「ぬいぐるみパック」を用意しています。ぬいぐるみパックでは人体に優しい洗剤を使い、毛並みはふんわりと、肌触りはすべすべに仕上げます。熟練の職人が自社工場でくすみ汚れを取り除き、購入時の色に近づけます。消臭・抗菌・抗ウイルス加工処理を行うため、お子様が触っても安心です。
ぬいぐるみを長持ちさせるには普段のお手入れと丁寧な洗濯が大切
ぬいぐるみは人の手に触れやすくホコリも溜まりやすいため、日頃のお手入れが大切です。ブラシや掃除機、天日干しなどを活用して、清潔な状態を保ちましょう。また、汚れが溜まってきたら、洗濯の可否を確認して手洗いすることをおすすめします。 ただし、自分で丁寧に洗濯することは簡単ではないため、クリーニング店に頼むのも選択肢の1つです。「せんたく便」の「ぬいぐるみパック」では職人による丁寧なクリーニングやシミ抜きが可能なので、お気軽にご相談ください。 適切なお手入れと洗濯でぬいぐるみを長持ちさせましょう。