コラム | 2024-06-14
失敗しないワイシャツの洗濯のポイント|シワにならない仕上げ方は?
失敗しないワイシャツの洗濯のポイント|シワにならない仕上げ方は?
ワイシャツを清潔な状態に保つためには、日々のお手入れが欠かせません。ただし、適した方法で洗わなければシワになってしまうこともあります。ワイシャツをキレイに洗うためには、どのようなポイントに気をつけたら良いのでしょうか。ご家庭で洗濯するときのコツを確かめておきましょう。今回は、ワイシャツの洗い方やシワを防いで仕上げるための注意点、おすすめのクリーニングサービスをご紹介します。
ワイシャツを洗濯する方法
水洗い可能なワイシャツであれば、ご家庭での洗濯が可能です。まずは、ワイシャツの洗濯方法や、洗濯時のポイントなどを解説します。
洗濯前のポイント
- ・タグで洗濯表示を確認する
洗い始める前にタグの洗濯表示を見て、水洗いできるかどうかを確認しておきましょう。新洗濯表示の場合、洗濯桶のマークが書かれているものは洗濯機で洗うことができます。 手洗い指定の場合は、洗濯桶に手を入れているマークが記されています。その場合、洗濯機では洗うことができません。 また、タグによっては使用できる洗剤について表示されていることもあります。マークだけではなく、注意書きの部分もしっかりと読んでみましょう。
- ・シミや汚れを確認する
シミや汚れがあれば、部分洗い洗剤を使って落とします。洗濯機に入れる前に、部分洗い洗剤をシミや汚れに直接塗っておきましょう。 ひどい汚れは洗濯機で洗う前に浸け置き洗いをすることで落とせることがあります。
- ・ポケットの中身を確認する
ワイシャツを洗濯する前に、ポケットの中身をすべて取り出しておきます。ポケットに物が入っていると生地を傷めることがあるため気をつけましょう。 例えば、ペンが入っていると漏れたインクでワイシャツが汚れることがあります。レシートなどの紙が入っていると細かくなった紙がワイシャツに絡むことも。お手入れの二度手間を避けるためにも、ポケットのチェックはしっかりと行いましょう。
- ・ボタンを開ける
洗濯時は、シャツのボタンを開けておきます。留めたままでは引っ張られたボタンが取れてしまったり、重なりあった部分の汚れが落ちにくくなってしまったりするため気をつけましょう。
- ・洗濯ネットに入れる
洗濯機に入れる場合は、他の洗濯物と絡んでシワになるのを防ぐために洗濯ネットに入れます。ワイシャツの裏側には汗や皮脂が付着しやすいため、表側より汚れていることがあります。すっきりと洗えるように裏返してからネットに入れましょう。 洗濯ネットに入れるときに丸めてしまうとシワの原因になるため、畳んで入れることがポイントです。また、1つの洗濯ネットに入れるシャツは1枚だけにしましょう。洗濯ネットは、ちょうどシャツ1枚が入るサイズを選ぶことがおすすめです。
洗濯の仕方
- ・洗剤を入れる
洗濯洗剤の量は、商品の注意書きに表示されている使用量に従いましょう。入れすぎると、すすぎで残った洗剤が汚れの原因になることがあります。 汚れがひどい場合は漂白剤を使用することがおすすめです。漂白剤が使用できるかどうかは、ワイシャツの洗濯表示タグで確認できます。新洗濯表示の場合、三角形のマークを見てみましょう。 シンプルな三角形が表示されている場合は塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を使用できます。ただし、塩素系漂白剤は生地にダメージを与えやすいため注意が必要です。色柄物に使うと色落ちすることもあります。 三角形に2本の線が入っている場合は、酸素系漂白剤を使用可能です。三角形に×印が付いている場合は、漂白剤は使用できません。 また、柔軟剤を使うと柔らかい仕上がりになり、シワを防ぎやすくなります。入れすぎないよう適量を守りながら活用しましょう。
- ・洗濯機のコースを設定する
洗濯機のコースは、手洗いのように洗える「おしゃれ着コース」や「ドライコース」に設定することがおすすめです。 洗濯機によってはおしゃれ着コースなどが用意されていないこともありますが、その場合は標準のコースで洗いましょう。
- ・脱水時間は短くする
脱水時間は洗濯機で設定できる最短時間にしましょう。脱水時間が長くなるとシワになりやすいためです。乾燥機もシワになりやすいため、なるべく使用しないことがおすすめです。
関連記事:「洗濯機の正しい使い方|基本的な操作手順と応用法、利用時の注意点」
ワイシャツの洗濯でシワにならない仕上げ方
ワイシャツを洗い終えたら、シワを防ぎながら干していくことが大切です。こちらでは、洗濯後のワイシャツの干し方やアイロンがけの手順などをお伝えします。
ワイシャツの干し方
脱水が終わった後、洗濯機に入れたままにしているとシワの原因になることがあります。すぐに洗濯機から出して干しましょう。 裏返していたワイシャツを元に戻し、軽く叩いてシワを伸ばしてから太めのハンガーに掛けます。ワイシャツの肩の部分にハンガーの跡が残るため、細い針金のハンガーは使わないようにしましょう。ハンガーに掛けたら、型崩れを防ぐために襟を立ててボタンを留めます。その後は、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
アイロンのかけ方
アイロンは、襟・肩、袖口、袖、身ごろの順番でかけていきます。シワにならないよう、襟・肩は両端から中央に向かってアイロンを動かしましょう。袖口は裏側から、袖は袖口から脇に向かってかけます。身ごろは右前身ごろから始め、後身ごろ、左前身ごろの順番でアイロンを当てていきましょう。 アイロンをかけるときに洗濯のりを使用するとシワを伸ばしやすくなります。収納するときは、畳むよりハンガーに掛けたままのほうがシワになりにくいためおすすめです。
関連記事:「アイロンのかけ方の基礎知識と失敗しないコツ│衣類別のかけ方の手順」ワイシャツの洗濯ならせんたく便がおすすめ
ご家庭でのワイシャツの洗濯が大変なときは、クリーニングを利用することがおすすめです。最後に、「せんたく便」がワイシャツの洗濯におすすめの理由をご紹介します。
せんたく便なら毎日のワイシャツの洗濯が簡単に
ワイシャツを着てから時間が経つと汚れが落ちにくくなります。着た当日の洗濯が望ましいものの、毎日洗濯するのは大変です。そんなときは、宅配クリーニング業者の「せんたく便」に注文してみてください。 「せんたく便」なら店舗に向かわずにクリーニングを依頼できるため、営業時間を気にせずに注文可能です。集荷や配達はお好きな時間と場所を指定できます。自宅はもちろん、勤務先を選ぶことも可能です。手間と時間を節約できる点が、「せんたく便」の大きな魅力といえるでしょう。 利用料金は「各パック料金」に「オプション料金」が加算されるシンプルな仕組みです。送料や手数料、染み抜きや再仕上げも無料となります。お預かりした衣類は一つひとつの素材や状態をチェックし、ドライクリーニングやウェットクリーニングなど、適した方法で洗います。職人が手作業で仕上げるため、大切なオーダーシャツや、上質なブランドもののシャツなども、安心してお任せください。
せんたく便の最速パック
「せんたく便」では複数のプランをご用意しています。最短5営業日でのお返しが可能な「最速5パック」の場合、5点までの衣類をクリーニング可能です。2回目からの利用は「リピート割引」が適用されて、更にお得な料金でご利用いただけます。 また、着用する頻度の高いワイシャツは、気持ちの良い状態を長持ちさせられるオプション加工のご利用もおすすめです。追加でオプション料金をご負担いただければ、撥水加工や花粉防止加工、防虫・防カビ加工などもご利用可能。詳しくは、サービスの紹介ページをご覧ください。
ワイシャツをキレイに洗濯して着心地の良い状態を保とう!
ワイシャツをご家庭で洗うときは、洗濯表示をチェックした上で、シワを予防しながら丁寧にお手入れすることが大切です。洗濯物が多くて大変なときや、シャツのシミが落ちないとき、ご自宅で洗えない種類のシャツがあるときなどは、クリーニングを活用することもひとつの方法です。その際は、ぜひ便利な宅配サービスの「せんたく便」をご検討ください。