コラム | 2023-02-08
毛布は自宅で洗濯できる?おすすめの頻度や洗濯・乾かし方のコツ
毛布は自宅で洗濯できる?おすすめの頻度や洗濯・乾かし方のコツ
毛布は、肌寒い時期の睡眠時を温かく快適に過ごすために欠かせない寝具の一つです。やわらかな肌触りと温かさが魅力で、人によっては素材を変えながら1年を通して使用しているということも。 しかし毛布は大きくてかさばるため、お手入れが大変です。洗い方やケアの方法がわからず、お手入れできていないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、毛布の洗濯に関する基礎知識や、自宅で毛布を洗濯する方法などをご紹介します。
毛布の洗濯に関する基礎知識
衣替えの時期に、毛布のお手入れ方法で悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。まずは、毛布の洗濯に関する基礎知識をご紹介します。
毛布は家庭で洗濯可能?
毛布には、家庭で洗濯可能なものとできないものがあります。素材によってお手入れ方法も異なるため、洗濯表示を確認することが大切です。 たとえば、洗濯桶に×印がついているマークは水洗い不可のため、家庭での洗濯ができません。シルクやカシミヤ素材は、家庭での洗濯不可の場合が多いようです。家庭で洗濯できない毛布は、クリーニング店に依頼をおすすめします。 アクリル・ポリエステル・綿などの素材であれば、基本的に家庭用洗濯機で洗濯が可能です。デリケート素材であるウール製毛布は、手洗い推奨の場合が多いでしょう。 また、毛布を洗濯する際に使用する洗濯機の容量は、7~8㎏以上が目安です。自宅の洗濯機に入れてみて、スペースに余裕があれば洗濯できます。入らないようであれば、コインランドリーの利用や手洗いを検討してください。
毛布の洗濯頻度の目安
毛布を洗濯するタイミングは、使用頻度によって異なります。年間を通して使用している場合は、月に1度、最低でもシーズンごとに洗濯するのが望ましいとされます。 皮脂や垢、フケなどが残っていると、ダニのエサとなって繁殖を促してしまうことがあります。直接肌に触れる毛布は、皮脂や寝汗、ホコリがついてしまうため、衣替え前はしっかりと洗うことが重要です。 とくに冬場にしか使わないような厚めの毛布は、家庭での洗濯ではダニや汚れが取り切れない可能性があるため、クリーニングの利用がおすすめです。
毛布をクリーニングに出した場合の料金相場
毛布は家庭で洗える場合もありますが、洗うのも乾かすのも手間がかかるもの。忙しい人や自宅で洗濯する時間が取れない方などは、クリーニングの活用が便利です。 また、毛足の長い毛布は、汚れていないように見えて、目に見えないホコリやダニがついてしまっている可能性もあります。クリーニングなら自宅では難しいダニのケアも可能なため、シーズン前後などに定期的に洗うのがおすすめです。 毛布をクリーニングに出した場合、毛布のサイズによって料金が異なる場合があります。一般的には、シングルサイズで1000~2000円、ダブルサイズで2000~3000円が目安です。 気をつけたいのが毛布のタイプです。毛布には、1枚の生地で作られた一重タイプと2枚重ねて作られている二重タイプがあります。二重タイプは一重タイプよりも500円前後料金が高くなる傾向にあります。
自宅での毛布の洗濯方法
毛布は、アクリルやポリエステル、綿素材などであれば自宅の洗濯機で洗うことも可能です。ここでは、自宅で毛布を洗濯するときの手順をご紹介します。
洗濯機を使用した毛布の洗濯方法
- Step1.洗濯前の下準備
毛布には大量の繊維が使われているため、静電気で大量のホコリが付着しています。屋外の物干し竿などにかけ、全体を叩くようにしてホコリを落としておくと良いでしょう。目に見えるシミや汚れがあれば、予洗いしておきます。洗剤をつけた歯ブラシなどで、汚れた部分を軽くこすっておきましょう。
- Step2.洗濯ネットに入れ、洗濯機に入れる
洗濯ネットのサイズに合わせて、毛布を屏風畳みにして洗濯ネットに入れましょう。毛布をそのまま洗濯機に入れてしまうと、絡まったり擦れたりして生地が傷んでしまう恐れがあります。山折り谷折りを交互に行い、蛇腹状に畳むことで、水や洗剤が毛布全体にいきわたりやすくなります。
- Step3.優しく洗いあげるコースで洗う
「毛布コース」や「弱水流コース」、「ドライコース」などで洗濯しましょう。生地の傷みを最小限にするため、洗剤はおしゃれ着用洗剤などの中性洗剤がおすすめです。溶け残りを防ぎ、洗剤の成分が全体にいきわたるように液体洗剤を選びましょう。 色落ちや風合いの変化を防止するため、漂白剤や蛍光剤が入っていないかチェックしておくことも大切です。柔軟剤で仕上げれば、静電気や毛玉を防止する効果が期待でき、肌触りも良くなります。
- Step4.脱水後、しっかり乾かす
脱水が終わったら洗濯表示に従い、日陰または日向に干して乾かします。2本の物干し竿を使用し、M字になるように干すのがおすすめです。 風通しが良くなるため、早く乾きやすくなります。ただし、冬場など日照時間が短く気温の低い時期には、乾燥機を使用して素早く乾かすほうが良いでしょう。湿っている時間が長いと、雑菌が繁殖して生乾き臭などの原因になってしまいます。
手洗いでの毛布の洗濯方法
- Step1.洗濯前の下準備
洗濯機を使用した場合と同様、洗う前にホコリと汚れをあらかじめ落としておきましょう。ほんの少しの手間ですが、仕上がりに違いがでるためおすすめです。
- Step2.浴槽にぬるま湯を張り、洗剤を溶かす
浴槽に30℃程度のぬるま湯を張り、適量の中性洗剤を溶かしましょう。一重タイプだとしてもかなりの大きさになるため、毛布を手洗いする場合は浴槽がおすすめです。
- Step3.浴槽に毛布を入れ、足で踏む
山折り谷折りを繰り返して蛇腹状に折った毛布を浴槽の洗濯液に浸け、足で踏み洗いをします。表面が終わったら裏返して、毛布全体をまんべんなく踏んで汚れを洗い出しましょう。
- Step4.ぬるま湯を入れ替えてよくすすぐ
汚れた水を抜き、新しいぬるま湯をためて、足踏みで洗剤をしっかりすすぎます。水が濁らなくなるまで数回繰り返しましょう。洗剤のすすぎ残しは、嫌な臭いやカビなどの原因になるため注意が必要です。
- Step5.脱水して乾かす
足でよく踏んで水気を取り、手で絞れる部分は絞ります。前述したように洗濯表示に従って日向干し、または陰干しで乾かします。より早く乾くように、物干し竿2本を使用したM字干しがおすすめです。
面倒な毛布の洗濯は「せんたく便」にお任せ
毛布は素材によっては自宅で洗濯ができますが、非常に大きいため手間も時間も要します。お手入れする時間がとれないときは、ぜひ「せんたく便」の「ふとんパック」をご利用ください。
「せんたく便」の特徴
せんたく便は、創業から60年以上続く宅配型クリーニングサービスの老舗です。電話やホームページの専用フォームから簡単に注文できるため、衣類を店舗に持ち込まずに済みます。 「最速パック」や「保管パック」など、利用したい衣類の種類に合わせてさまざまなクリーニングプランがそろっています。高品質なクリーニング技術と、きめ細やかなサービスが魅力。染み抜き、毛玉・毛羽取り、再仕上げ無料など、お得な特典も満載です。
「せんたく便」のふとんパックとは?
ふとんパックは、シングル~ダブルサイズの布団2点を上限にクリーニングを行うサービスです。毛布・ベビー布団・枕・肌掛け(羽毛・羊毛は除く)は2点で1点の計算になります。 たとえば、羽毛布団1枚と毛布2枚など、組み合わせを自由に利用できます。クイーン・キングサイズは1点で2点分になるためご注意ください。 また、「せんたく便は」自宅で毛布を洗う時間のない方にもおすすめのサービスです。専用のバッグに布団を入れ、申込書に記入するだけで簡単に注文できます。 宅配業者を利用して集荷・配送しているため、自宅でお預け・受け取りが可能なのもポイント。最短納期は14日で、最長6カ月間の保管が可能です。急ぎの場合は、注文日から14日以降で納期日を指定してください。クリーニング後に最長6カ月の無料保管サービスを利用すれば、衣替えにも活用できて便利です。
シーズンごとの毛布のお手入れ・洗濯は「せんたく便」にお任せください
睡眠中、長く肌に触れている毛布は、使用頻度ごとに定期的なお手入れが必要です。毛布を清潔に保つために、家庭で洗濯できる毛布は洗濯してみましょう。 自宅で洗えない素材の毛布や、お手入れする時間が取れない場合は、「せんたく便」の「ふとんパック」がおすすめです。料金は一律のため、素材によって料金が変わることがなく、お得にご利用いただけます。毛布のお手入れに困ったときは、ぜひ一度お試しください。